Youtubeキャンプ動画の作り方「撮影の一連の流れを紹介」

こんにちは、channel GO8のMakotoです。
本日は、Youtubeで投稿できるような「キャンプ動画の作り方」
を紹介したいと思います。
僕自身、Youtubeチャンネルの活動をしており、
アウトドアやキャンプに関する動画を制作しております。
今回は実際に投稿した動画を使って、一連の撮影の流れを紹介できればと思います。
これから動画を始めたい人やすでに動画を始めている人に向けた内容です。
ぜひ最後までお付き合いください!
本日は3つの悩みを解決しますよ
☆ 解決する3つの悩み
① 誰でもYoutubeに投稿できるような動画を作れる?
② キャンプ動画の基本的な作り方(流れ)を知りたい
③ キャンプ動画を撮影するときのコツを知りたい
それではさっそくやっていきましょう!
撮影の基礎が分かればキャンプ動画は誰でも作れる
すでに、アウトドア動画やキャンプ動画をご自身で作っている方は経験していると思いますが、
これから動画を始めようと思っている人は、
始めても「すぐに自分で動画を作れるのか」気になるところですね。
Youtubeに投稿されるたくさんの動画を見ていると、
何となく自分でも作れるかもと思っても、
いざ実際に作るとなると何から始めていいか、
どのような流れで動画を作るべきか迷ってしまいます。
そのような悩みを持っている方にお伝えしたいことは1つ
「撮影の基礎が分かれば、すぐに動画は作れる」です。
キャンプ動画作りの基礎というのは、
・ 撮影機材について知る
・ 撮影の流れについて知る
・ 撮影の方法について知る
・ 撮影の編集と投稿の方法について知る
この4つになります。
撮影機材や撮影の大きな流れについては他の記事でも紹介していますので、
そちらを参考にしてみてください。


この4つを基本的に押さえておけば、
すぐにキャンプ動画を作ってYoutubeに投稿することもできますので、
難しく考えずにぜひチャレンジしてみることをオススメします!
それでは、撮影の方法(流れに沿った)について
実際の撮影をみながら紹介していきます。
キャンプ動画の基本的な作り方(撮影の流れ)を知ろう
先ほど紹介した別の記事でも記載していますが、
キャンプ動画を作るときの基本的な流れはこのようになります。
☆ キャンプ動画制作の基本的な流れ
① 企画(テーマ)を決める
② 構成を作る(ご自身のキャンプの流れに沿って)
③ 事前準備する(キャンプに必要な道具や機材)
④ 撮影する
⑤ 編集・投稿する
そして、今回紹介するのは、「④撮影する」の部分
①企画、②構成、③事前準備までは済んでいる状況として、
撮影の流れを紹介していきますね。
ちなみに、撮影の流れを紹介するために使う動画は
「channel GO8」という僕がYoutubeチャンネルで投稿した
「野営ソロキャンプ」の動画です。
ざっくりと内容を把握したい方は先にご覧になってください。
こちらの動画の企画・構成・事前準備は以下のようになっています。
① 企画(テーマ):
森の中での「ブッシュクラフト」と「野営キャンプ料理」をメインとした
動画を作る
② 構成:大きく4つのシーン
・森の中に入るシーン ・サイトを設営するシーン
・ブッシュクラフトシーン ・キャンプ料理シーン
③ 事前準備:
キャンプ道具、ブッシュクラフト用道具、撮影機材(細かい内容は省略)
キャンプ動画を撮影するときは、事前に①〜③までのステップを作っておくと、
非常に撮影がスムーズになります。
このステップを作らないで撮影に臨むと、
撮影することが負担になり、
キャンプをしているのか、撮影をしているのか分からなくなってしまいます。
本来は楽しむはずのキャンプが楽しめなくなると、本末転倒ですからね。
キャンプ動画を撮影するなら
事前に3つのステップを踏んでおくのがとても大事です!
大事なのでもう一度載せておきますね。

それでは、撮影の流れに沿って紹介していきますね。
今回の撮影の流れは、『構成』にあったように
① 森の中に入るシーン
② サイト(拠点)を設営するシーン
③ ブッシュクラフトシーン
④ キャンプ料理シーン
の4つに大きく分けています。
撮影の流れ①:冒頭シーン「森の移動シーン」
【森の中に入るシーン】はこの動画の『冒頭』になる部分です。
『冒頭』では、動画の内容を分かりやすくする上で、
ロケーション(キャンプ地)を見せることが大事です。
・はじめにロケーションを見せるカットを撮影(現場の雰囲気を伝える)
・さらに現場の雰囲気を細かく伝える
いくつかの風景カットを撮影し、移動シーンに入ると状況を理解しやすくなります。
・続いて森の中に入ってくるシーン
・いくつかのカットを撮影して動きを伝えます
ただし、今回は【移動シーン】は特にメインではないので、
小刻みよく時間をかけずにカット撮りしています。
キャンプサイトに到着までが構成①の【移動シーン】となる
「構成」を作っておくと、撮影することがはっきりしているので、
次何をするべきか迷うことがなく、スムーズに撮影できますよ。
撮影の流れ②:準備シーン「サイト(拠点)の設営」
続いて、【移動シーン】から【サイトの設営シーン】に切り替わります。
シーンの切り替わりを説明するために、
アップで道具を見せることで、次のシーン展開が理解しやすくなります
タープ設営シーンは、手元の作業と全体の雰囲気の両方のカットがあると
伝わりやすいので、組み合わせながら撮影していきます。
・アップで手元を撮影
伝えたい・見せたい作業がある時は手元アップで撮影すると良いですね。
・引いて全体を撮影
さらに引きの映像を撮影することで、森の中と作業シーン全体を見せ
キャンプ全体の雰囲気を伝えることもできます。
・引きの撮影で風景とキャンプシーン全体を伝える
次のシーンに移るときは、場面の切り替わるカットを入れると
視聴者が分かりやすいので、
こちらでは、一息つくカットと風景のカットを入れて「間」を作っています。
・シーン切り替わりの「間」を撮影
・同じくシーン切り替わりの「間」
撮影の流れ③:メインテーマ「ブッシュクラフトシーン」
構成③の「ブッシュクラフトシーン」に移る時は
再び関連する道具を見せることで内容に繋がりを持たせています。
すぐに木を取ってくるシーンを撮影するより
一度「斧」を見せておく方が、次の行動が予想しやすくなります。
・木を取ってくるシーンを撮影
・斧で木を削るブッシュクラフトのシーンを撮影
次のシーンを予想させる道具(斧と手袋)を見せ、
木を取ってくる → ブッシュクラフトが始まるという流れを作っています。
カットごとに繋がりや意味を持たせると
ストーリーが分かりやすくなるかと思います。
ここからは、ブッシュクラフトの作業シーンに入るので、
今回動画で伝えたいメインテーマとなります(企画テーマで決めていた)。
そのため、あまり無駄なものは見せずに、
作業シーンを見せることをメインにカット撮影しています。
・木で調理台を作るブッシュクラフトシーン
・焚き火の火起こしシーンを撮影
撮影の流れ④:メインテーマ「キャンプ料理シーン」
構成④のキャンプ料理シーンは
基本的には調理手順に沿って撮影を進めていきます。
調理シーンの見せ方は、撮影の「構図」によって伝わりが変わるので
実際に撮影しながら、いろんな「構図」に挑戦してみましょう!
「構図」について詳しくは下の記事を参考にしてみてくださいね。

今回の料理シーンは、テーマでもある「野営感」の雰囲気を作りたかったので、
あえて材料をまな板で切るような綺麗なシーンは除き、
すぐに火を使って焼いたり・炒めるシーンを撮影しています。
料理シーンにこだわって見せたいときは、
手順通りの細かいカットを入れると良いと思います。
・「野営」の雰囲気を伝えるシーンを撮影
暗く被写体の動きは見えづらいですが、「野営」の雰囲気が伝わることを狙って撮影
・料理シーンで特に重要なアップを撮影
料理シーンでは、アップのカットが非常に伝わりやすい
・最後のクライマックスシーン
今回のクライマックスは
作った料理を食事しながらフェードアウトする形で動画を締めています。
クライマックスの締め方もそれぞれで、
キャンプの片付けや帰るシーンを入れる方法もあります。
ご自身の動画テーマに合った内容で締めましょう。
以上が今回のキャンプ動画の一連の撮影の流れになります。
アウトドア動画やキャンプ動画は、コンテンツや内容によって
「構成」は様々ですので、自分のコンテンツに合った「構成」を
作ることがまず第一ステップになります。
今回紹介した撮影の流れはひとつの参考程度にしておいてくださいね!
キャンプ動画の撮影が上手になるコツ
先ほどの撮影の流れを踏まえて、
最後は動画撮影のコツを3つだけ紹介したいと思います。
☆ 動画撮影が上手になる3つのコツ
・ 冒頭ではロケーションを見せて視聴者に状況を伝える
・ メインテーマ以外のシーンはテンポ良くカットを繋げる(無駄に長くしない)
・ 手元(作業)を見せるシーンと全体の雰囲気を見せるシーンを組み合わせる
①:冒頭ではロケーションを見せて視聴者に状況を伝える
映画には「エスタブリッシングショット」というものがあり
引きの映像で「その場のロケーションを広く見せる」ことで、
これから起こるストーリーがどこで行われるのかを
視聴する方に説明するものです(状況説明の撮影カット)。
動画の冒頭で、いくつかのロケーションが分かるカットを入れることで、
視聴者はあなたの動画の中に入りやすくなります。
すぐに使える効果的な撮影なのでぜひ活用してみてください。
②:メインテーマ以外のシーンはテンポ良くカットを繋げる
これは僕自身、動画撮影を始めたとき、よくやっていた失敗で、
何を選んで撮るべきか分からず、
キャンプシーン全てを撮影してしまい、
動画にするとものすごい長時間の動画になっていました。
その中にはテーマに沿っていない無駄なシーンもたくさんあり、
人が見ると飽きてしまうような動画だったと思います。
無駄な撮影を長くしないためのポイントは
「一番伝えたいテーマを明確にしておくこと」です。
先ほどお伝えした撮影前のステップ「企画(テーマ)」「構成」で
自分が伝えたいテーマや内容を具体的にすることで、
撮るべきモノがハッキリしますので、必ず最初のステップを踏むことをオススメします。
③:手元(作業)を見せるシーンと全体の雰囲気を見せるシーンを組み合わせる
自分自身が動画を視聴する立場であると、
「詳しく見たい場面」と「雰囲気を感じたい場面」があるかと思います。
常に手元だけでは、キャンプの雰囲気が伝わりづらいですし、
全体の映像だけだと、物足りなさを感じてしまいます。
アップのカットと引きのカットをうまく組み合わせることで、
視聴者を引きつけることに繋がります。
撮影で今の3つのコツ実践するだけでも、
基本的にはひとつの動画として成立するかと思います。
動画の撮影にチャレンジして経験が増えると、
「構図」や「音」、「構成」など人に伝えるときに大事なポイントに
だんだんと気付く機会が増えるかと思います。
ただ、まずは撮影を始めること第一歩ですので、
今回の撮影の流れを参考に、
一人でも多くの人が動画制作を始めるきっかけになれば嬉しいです。
もし、撮影機材の方で悩んでいる方がいたらこちらの記事を参考にしてください。

僕が活動しているYoutubeチャンネルのchannel GO8では
「沖縄の自然とアウトドアな暮らし」をテーマに映像制作して発信しています。
そこで学んだ知識や経験をブログの方で共有していきますので、
興味がある方は引き続きチェックしていただけると嬉しいです。
それでは今日は以上になります。 Channel GO8のMakotoでした。