こんにちは、channel GO8のMakotoです。
本日はキャンプ動画の撮影機材に関するお話です。
キャンプ動画を自分でも撮影してみたいと思った時に、
今持っているスマホでも十分に撮影できるのか?
とても気になるところですね。
確かに、高いカメラを使えば良い映像を撮れるかもしれませんが、
最初は出来るだけコストがかからない状態でチャレンジしたいものです。
そこで今日は、
これからキャンプ動画を始めたい人に向けて
「スマホカメラでもアウトドアやキャンプ動画の撮影できるのか?」
という悩みを解決したいと思います。
ぜひ、最後までお付き合いください!
本日は3つの課題を解決するよ
① スマホのカメラでもキャンプ動画の撮影が十分にできるか知りたい
② どのようにスマホカメラを使えばキャンプ動画が撮影できるか知りたい
③ スマホでの撮影をさらに良くするための方法は?
それではさっさくやっていきましょう!
キャンプ動画は今持っているスマホでも十分撮影できる

まず、動画を撮影するときのカメラの選択肢として、
一眼レフカメラやアクションカム(GoProなど)、
そしてスマートフォンのカメラがあります。
良い機材を買えばそれなりの動画を撮れると思いますが、
すぐに撮影用のカメラを買おうと決断するのはなかなか難しいものです。
カメラの値段もピンキリとは言え、お金をかけることには正直迷ってしまいます…
できれば、最初はコストをかけずにチャレンジしたいと考えると
選択肢はほとんどの方がすでに持っている
「スマートフォン」となります。
スマホであれば、コストをかけずに気軽にチャレンジすることができますね。
ただし、ここで気になるのが
「スマホカメラ」でキャンプ動画が十分に撮影できるのかという疑問。
もし、撮影した動画をYoutubeなどに投稿したいと考えているなら
尚更気になるところでしょう。
この点に関して結論を述べると、
「心配ありません。十分に撮影できます!」
ここ最近のスマホカメラの発展は素晴らしく、写真だけでなく、
高いクオリティの動画を簡単に撮ることができるようになっています。
さらに、スマホで十分にキャンプ動画を撮影できるのには
理由がありますので、それをご紹介します。
*ちなみに今回のスマホは「iphone」で説明させて頂きます。
各メーカーや機種によってカメラの機能は異なるのでご了承下さい。
キャンプ動画をスマホ(iPhone)で十分に撮影できる理由

スマホカメラで撮影できる理由は大きく4つあります。
① 画質が綺麗(4K撮影)
② 手振れ補正機能がついている
③ 画角が広い (標準レンズの画角26〜28mm)
④ 被写体への寄りが強い
こちらは歴代iPhoneの動画性能一覧になります

iPhoneの動画性能を見ながら説明していきますね。
① 画質が綺麗
歴代のiPhoneを見て頂けると
ほとんどのカメラで4K撮影が可能となっています。
iPhoneのようスマホでもキャンプ動画を十分に撮れる理由のひとつは
「高画質・高解像」の映像であることが挙げられます。
動画を作る上で、高画質であることはマストになってきていますので、
そこをクリアしている点では十分撮影に活用できるでしょう。
② 手振れ補正機能がついている
動画を撮影するときに、画面がブレていると視聴者はストレスに感じてしまいます。
iPhoneはそちらも十分にクリアしており、
Iphone7以降はすべて手振れ補正機能がついているので、
手振れの少ない綺麗な映像を撮ることが可能なんですね。
もちろん、手振れ補正機能といっても限度はありますが、
特に最近のものは、手持ち撮影でもブレを感じにくくなっているので、
スマホとはいえ、あなどれない素晴らしい機能です。
③ 画角が広い
カメラのレンズには「画角」という
画面におさまる映像の広さを表すものがあります。
「画角」が狭いと映像として映る範囲が狭くなり、情報が限定されます。
逆に「画角」が広いと映る範囲が広がり、情報量も多くなります。
映像表現としては、「狭い画角」と「広い画角」を組み合わせるのが良いですが、
慣れるまでは、狭い画角よりも情報をたくさん入れることができる
「広い画角」が使いやすいと思います。
その点、iPhoneでは標準のレンズが比較的「広角」と言われる部類に入るので、
非常に使いやすい画角のレンズになっています。
ちなみに、iPhoneの標準レンズは26~28mm。
④ 被写体に寄って撮影できる
キャンプシーンでは、被写体に寄って撮影することも多くあります。
「料理シーン」や「道具を見せるシーン」「作業するシーン」など
カメラには撮影最短距離があるので、
寄りすぎるとピントが合わなくなってしまいます。
この点iPhoneに関しては、
10cmほどの距離まで寄ることができ、
最近のiPhone11などの広角レンズが付いている機種は
さらに寄ることもできます。
キャンプ動画においては
10cmほどの距離まで寄って撮影することができれば十分なので、
こちらもメリットの一つとなりますね。
この4つの理由から、iphoneのようなスマートフォンカメラでも
十分にキャンプ動画を撮影することができます!
スマホでチャレンジできそうな気がしてきたところで、
次は、スマホで撮影するときのコツを少し紹介したいと思います!
スマホ(iPhone)で動画撮影するときのコツ

スマホを使ってキャンプ動画を撮影するときのコツは
スマホのカメラ設定をきちんと設定することがポイントになります。
今までカメラの動画設定を変更したことがない人は是非やってみましょう。
カメラの動画設定を変えて使ってみよう
設定を気にせずに撮影することもできますが、
理解しておくと、動画表現の幅が広がるので
動画設定の意味を知っておくと良いですよ。
設定を確認する項目は3つ
☆ スマホ動画設定の項目
① 解像度
② フレームレート
③ グリッド線
設定の手順はiPhoneの場合
『設定』→『カメラ』で行えます。
【解像度】
まず設定するのは解像度です。
選択できる解像度は「720p」 「1080p」「 4K」の3種類あります。
最も綺麗な映像にしたい場合は「4K」を選ぶと良いです。
ただし、「4K」の場合は記録される容量も大きくなるので、
保存できる容量が気になる方は、「1080p」でも良いですね。
「1080p」はフルHDと呼ばれるもので、
十分に綺麗な映像を撮影することができます。
選択肢は1080pまたは4Kのいずれかをオススメします。
【フレームレート】
解像度と一緒に、fpsと付いた数字があるのがお分かりでしょうか。
これがフレームレートというもので、
ここでは、詳しい内容は省力しますが、
簡単に言うと、「動画のなめらかさ」を表現するものです。
より、なめらかな方が映像の質は良いと思う方もいると思いますが、
あえて少し動きに残像を見せることで、映像を表現することができるので、
必ずしも滑らかが良いというわけではありません。
フレームレートは主に、「24fps」 「30fps」 「60fps」の3つから選択できます。
「24fps」は映画に使われるフレームレートで、
被写体の動きに残像を残すことで、シネマティックな表現になります。
「30fps」はテレビなどに使われているフレームレートになります。
「60fps」は24や30よりも滑らかな映像表現ができます。
・ 少し残像を残して雰囲気を作る映像表現
・ 滑らかの見やすい映像
こちらは自分の動画表現に合った好みのものを選ぶと良いですよ!
ちなみに、僕のYoutubeチャンネルのキャンプ動画は、
映画に近い質感の動画にしたいので、24fpsで撮影しております。
【グリッド線】
設定のひとつに、「グリッド線」という項目があります。
「グリッド線」は撮影するときのカメラ画面に出てくる分割線のことです。
これをONにすると、画面が縦横三分割ずつになると思います。

このグリッド線はONにしておくのをオススメします。
写真もそうですが、動画も同様に『構図』というものがあります。
映す被写体をどの位置に置くかで動画の質が変わってきます。
*「構図」は動画撮影のポイントになるので下の記事をぜひ参考にしてくださいね。

「構図」を簡単に意識する方法にグリッド線を使うと分かりやすいので
動画の撮影に慣れるまでは、こちらのグリッド線をぜひ活用しましょう!
動画撮影にオススメのカメラ動画アプリ
デフォルトでもともと入っているカメラの機能以外に、
カメラアプリを活用するとさらに細かい動画撮影が可能になります。
スマホ撮影でもっと映像の幅を広げたい時に活用してみてください。
オススメするアプリはこちらの2つです。


オススメする2つのカメラアプリの特徴は、
解像度やフレーレートの他にも
・シャッタースピードやISO感度、EV(明るさ)など細かい調整が可能
・LOG撮影という動画編集で映像の色味を調整できる撮影も可能
細かい設定や機能により、スマホカメラでの動画撮影の幅がかなり広がるので
アプリを活用することも非常にオススメです。
キャンプ動画の撮影 スマホカメラに足りないこと
スマホカメラでも、十分にキャンプ動画が撮影できることをお伝えした上で、
「ここはスマホのカメラでは少し力不足ですよ。」
という内容も説明しておこうかと思います。
弱点を理解しておく方が、撮影に取り組みやすくなりますからね。
スマホで力不足な点は2つあります。
☆ スマホカメラのここが力不足
① 綺麗な背景ボケの映像が撮れない
② マイクの音質性能が弱い
① 綺麗な背景ボケの映像が撮れない
スマホのカメラでは、広い範囲を高画質に映すことはできますが、
一眼レフで撮影するような、
被写体だけにピントを合わせて背景を綺麗にボカすという映像表現は難しいです。
背景ボケの映像は見せたい被写体をアピールしたい時に使ったりしますが、
スマホカメラではこの表現方法が難しいので、映像表現の幅が少なくなりがちです。
その分、印象的なカットを撮るためには、技術と工夫が必要になるので
難しさもありますね。
こちらは一眼レフで撮影(背景をボカした撮影が可能)

スマホでの撮影は、簡単気軽に綺麗な映像を撮影できる一方で
映像表現を追求すると難しい部分もあるということです。
② マイクの音声機能が弱い
もうひとつの弱点は、カメラマイクの性能が弱い点です。
iPhoneは機種ごとに年々性能もアップしているようで
これで十分だよと感じる方もたくさんいると思いますので、
実際に撮影して「音」を聞いて判断すると良いでしょう。
ちなみに、キャンプ動画では、とても「音」が重要な位置を占めます。
「音」の重要性については、こちらの記事を参考にしてみてください。
「音」を意識すると動画制作の質がアップグレードされますよ。

もし、キャンプ動画の「音」にもこだわりたいと思う場合には、
スマホだけでのマイク性能では力不足を感じるかと思います。
2つがスマホカメラの力不足に感じる点ですが、
今から動画を始めてみたいと思う方には、
それほどデメリットに感じる部分ではないと思いますので、
最初はあまり気にせずどんどんスマホで撮影していきましょう!
スマホでの撮影に役立つオススメの撮影機材
では、最後にスマホ撮影をさらに活用しやすくする機材を紹介したいと思います。
撮影の効率を上げるものと、スマホの弱点を補う機材になっていますので、
ご自身の用途に合わせて検討してみてください!
紹介する機材は2つ
☆ スマホにオススメの撮影機材
① ジンバル(スタビライザー)
② 外部マイク
オススメ機材:ジンバル(スタビライザー)
ジンバル(スタビライザー)という機材は主に
「手振れを少なくしてくれる役割」があります。
先ほど、iPhoneのようなスマホカメラには手振れ補正機能がついているよ。
というお話をしまして、スマホカメラだけでも十分に使えますが、
どうしても歩いたり動き回ることの多いアウトドア・キャンプ動画では
少なからずブレが生じやすくなります。
(手振れは歩くときの上下動で起こりやすい)
カメラだけで実際に撮影してみて、
ブレが気になる方はぜひジンバルを使ってみてください。
オススメのメーカーは2つ

スマートフォン用のスタビライザーで
片手で持っても操作が簡単
これ一つ手振れのほとんどない、滑らかな映像を撮影することができます。
こちらはミニ三脚代わりにも使えるのでオススメです。

折りたたむと手のひらサイズで非常にコンパクトな点が特徴
キャンプに持っていくのも荷物にならないので、
スマホ撮影であれば、ひとつ持っておくことをオススメします。
オススメ機材:カメラ用外部マイク
2つ目にオススメするスマホ撮影用機材は「外部カメラ」です。
スマホの弱点としてカメラ内蔵のマイク性能とお伝えしましたが、
このマイクの力不足を補う役割を持っているのが「外部マイク」です。
外部マイクにすることで、
・「音質」を上げる効果と
・「狙った音」を録音する効果が得られます。
外部マイクの細かい機能については下の記事を参考にしてください。

スマホ用の外部マイクは
「RODE」というメーカーをオススメします。
このメーカーは非常に評価が高く
「音質」が良く「コンパクト」で使いやすいのが特徴です。
「音」に拘りたい時は使ってみる価値ありです!
スマホ機種によって、ヘッドフォン/マイク端子がない機種もあるので、
間違わないように選びましょう。
RODE ロード VideoMic Me(イヤフォン/マイク端子用)

RODE ロード Video Mic ME-L(Lightning端子接続用)

まずはスマホでキャンプ動画撮影にチャレンジ
さあ、いかがだったでしょうか!?
今持っているスマホカメラでも十分にアウトドア動画やキャンプ動画を
撮影することはできます!
コストをかけずに気軽にチャレンジできるので、
やってみる価値ありですね。
ぜひみなさんも動画制作に挑戦してみてください。
きっとキャンプライフやアウトドアライフも楽しくなりますよ!
こちらのブログでは、channel GO8というYoutubeチャンネルを通して
得た経験や学びをもとにアウトドア・キャンプなどの情報を共有しています。
今後もぜひチェックお願い致します。
それでは今日は以上です!channel GO8のMakotoでした。