キャンプ動画の撮影にオススメのカメラ用マイク5選

こんにちは、channel GO8のMakotoです。
本日はキャンプやアウトドアの動画撮影に重要な
「音」に関するお話です。
実際に動画を始めている方で、
撮影した音が、聞き取りづらかったり、
うまくキャンプの臨場感を表現できていなかったり
風の音や周囲の人の声が入って、
思ったような動画にならないと感じたことはありませんか?
動画の中で「音」はとても重要な位置を占めます。
「音」にこだわることで、今よりも動画の質をワンランクアップさせましょう!
ということで本日解決する3つの課題はこちら
☆ 今日3つの問題を解決しよう!!
① キャンプ動画の音質を良くするためにどうしたらいい?
② 外部マイクのメリットについて詳しく知りたい
③ オススメのカメラ用外部マイクが知りたい
動画の「音」に関する内容と
音撮りに必要なカメラ用マイクについて紹介したいと思います。
それではさっそくいきましょう!
キャンプ動画をワンランクアップするために大事なこと
先ほど少しお伝えしたように、
動画の質を上げるには「音」がとても大事なポイントになります。
まずはなぜ音が重要か少しだけ説明しますね。
なぜキャンプ動画では「音」が大事?
アウトドアの動画やキャンプ動画では主に2つの「音」があります。
「自然の音」:風の音、波の音、川の音、木々が揺れる音、鳥や虫の鳴き声 など
「キャンプシーンの音」:テント設営や焚き火、調理などの作業音
アウトドア・キャンプでは、
「自然」と「キャンプシーン・アウトドアシーン」がメインテーマになるので
動画でメインテーマを伝える時、
「音」が臨場感や雰囲気を作るを役割をしてくれるので、
とても大事になるんですね。
ここで「音」の扱いを疎かにしてしまうと
いくら見応えのあるキャンプシーンでも
雑音が入って視聴者が集中できなかったり、
作業音が聞こえずにシーンの臨場感が半減したりと
動画を見る視聴者にうまく伝えることができなくなります。
もう少し具体的に、キャンプ動画における「音」の重要性を
解説した記事がありますので、参考にしてみてください。


動画において「音」が大事であるということが、
少しイメージできたところで
どうしたら「音」を上手に活かすことができるか、やっていきましょう!
キャンプ動画の「音質」に必要なカメラ用外部マイク
「音」を動画でうまく活かすには、
撮影する時に収録したい「音」をより鮮明に録り、
省きたい「音」は除くようにすることが大事です。
大事な音は綺麗に録り、不必要な音は録音しないように除く
この時に必要になるのが「カメラ用の外部マイク」です。

動画撮影になぜ「外部マイク」が必要?
ほとんどのカメラにはもともと内蔵のマイクが付いています。
一眼レフカメラに限らず、コンパクトデジタルカメラ、スマホのカメラも内臓のマイクがついていますので、
基本的には内蔵マイクで音を収録することはできます。
ただし、動画の質をワンランク上げて、
より多くの人に伝わる動画を作りたい場合、
マイクは外部マイクにすることをオススメします。
内蔵マイクと外部マイクの違いを説明すると
マイクには、「集音方法」という音の集め方が異なる4つの種類があります。
・ 単一指向性
・ 鋭指向性(超指向性)
・ 双指向性
・ 無指向性
集音方法について詳しくは後ほど説明しますが、
このうち、カメラの内蔵マイクのほとんどが
「無指向性」のマイクになっています。
無指向性とは、全方向から音を集音するので、
撮りたい音を選べず、自動的に周囲から聞こえる全ての音が動画に録音されます。
一方、外部マイクの場合
「単一指向性」のタイプや「鋭指向性」のタイプを選んで使用することで、
自分の狙った範囲の音を収録することができるようになります。
さらに、内蔵マイクの「音質」はそれほど良いものではないため、
外部マイクにすることで、「音質」を格段に良いものにすることもできます。
・「音質」の向上
・「音の集音範囲」をコントロール
この2つを得ることが、外部マイクを使用する大きな理由ですね。
もっと詳しく知りたいカメラ用の外部(外付け)マイク
内蔵マイクと外部マイクの違いが分かったところで、
外部マイクについてもう少しだけ深堀りしましょう。
外部マイク(外付け)を使う時には、
次の4つを知っておくと良いですよ!
① 集音方法
② 電源供給方法
③ 風切音対策
④ 音のタイプ(ステレオ or モノラル)
① 集音方法
先ほどの集音方法はもう一度おさらいすると、
集音方法は4種類ありましたね。
この4つはそれぞれどんな役割があるのか?
単一指向性:
・正面方向全体の音を拾ってくれる
・カメラを向けている方向全体から音が聞こえるので、
・「自然の音」「キャンプシーンの音」撮影全体の音を捉える
鋭指向性:
・単一指向性よりも狭い範囲で音を拾う
・取りたいひとつの音を録音するのに特化
・キャンプシーンでは作業音の収録に向いている
双指向性:
・正面と背面の音を拾ってくれる
・左右の音は拾えない
・アウトドアやキャンプでの用途は少ない
無指向性:
・周囲の音全体を拾ってくれる
・たくさんの音を拾える反面、ひとつの音を優先できない
② 電源供給方法
マイクの電源の供給方法は2種類あります。
・ 電池式のマイク
・ プラグイン式のマイク
電池式: 直接マイクに電池を入れて使用する方法
・長時間撮影するときは、予備の電池を持つ必要あり
・アウトドアやキャンプでは、荷物が増えるデメリットも
プラグイン式: カメラにプラグを差込み、カメラ本体から電気を供給する方法
・カメラのバッテリーが動く時間はマイクも使用できる
・電池など荷物が増えることがないのでオススメ
・ただし、カメラとマイクの相性によっては、ノイズが起こることもあるので注意
③ 風切音対策
屋外の撮影でよく入ってくる音のひとつに「風切り音」があります。
これを低減させるためには、マイクに「風防」というものを被せる必要があります。
風防には2種類あって、
「ウィンドスクリーン」と「ウィンドジャマー」があります。
それぞれのマイクに付属しているものが異なるので、
2つの特徴を知っておく良いですよ。
【ウィンドスクリーン】
・ウレタン製のスポンジ素材
・風防としての性能はまぁまぁだが、音質への影響が少ない
【ウィンドジャマー】
・フワフワの毛で覆われた風防
・風防としての機能は、ウィンドスクリーンより高い
・ただし、高音の音が減衰する場合があり、音質に若干影響
「音質」と「風防」としての機能のバランスで選ぶと良い
④ 音の種類
録音する音の種類は、モノラルタイプとステレオタイプに分かれます。
【モノラルタイプ】
・音の発生場所が1箇所の場合に向いている
・正面の音を拾うのに向いている
【ステレオタイプ】
・広い空間に向いており、周りの音をしっかり拾う、より臨場感が得られる
・正面の音が拾いにくい
動画の撮影に外部マイクを取り入れる際は、
自分の録りたい音を明確にしておくと選びやすいかと思います。
マイクの4つの知っておくべきポイントをおさえたところで、
最後はキャンプ動画にオススメの外部マイクを5つ紹介していきますね!
キャンプ動画にオススメの外部マイク5選
それでは、キャンプ動画撮影におすすめの外部マイクを紹介していきます。
先ほどの4つのポイントをおさえながら
自分に合ったものをチェックしてみてください!
① RODE Video Micro
タイプ:モノラル式 単一指向性
まず初めて外部マイクを買う方にとてもオススメなのがこちら。
評価の高いレビューも多く、比較的安価ですが、
「高音質」の音を録音することができます。
さらに非常にコンパクトな形状になっているので
荷物の多いキャンパーにも向いている製品です。
音は単一指向性なので、
正面全体を高音質で録音するマイクという印象です。
② RODE Videomic GO
タイプ:モノラル式 単一指向性
こちらは先ほどの、RODE Video Microの上位機種です。
Video Microよりも遠くの音を鮮明に録音できる機能を持っています。
より、音の質を求める場合は、こちらもオススメです。
ただし、風防がウィンドスクリーンになっているため、
Video Micro(ウィンドジャマー)よりも風切音の軽減不足が不安点ですね。
③ オーディオテクニカ AT9946CM
タイプ:ステレオ式 単一指向性 + 鋭指向性
先に紹介したRODEのマイクは2つとも単一指向性でしたが、
こちらのマイクは、2つの「単一指向性」マイクが左右についており、
真ん中には「鋭指向性」のマイクがついている特徴があります。
単一指向性で広い範囲の音を拾いつつ、
鋭指向性で正面の音もしっかりと拾うため、
キャンプシーンでの、作業音と周囲の自然音を同時に拾うことができるでしょう。
④ TASCAM TM-2X
タイプ:ステレオ 単一指向性
こちらのマイクの特徴は、2本のマイクを交差するように
セッティングする「X-Y方式のステレオマイク」
2本のマイクで音の奥行感を出すことができ、
非常に臨場感のある音を録ることができるようです。
自然の音で臨場感を伝えたい時などにこちらは使えそうですね。
⑤ アツデン SMX-30
タイプ:ステレオ/モノラル切り替え式 単一指向性+鋭指向性
こちらのマイクの特徴は、
ステレオとモノラルを切り替えることができることでしょう。
ステレオの時は単一指向性となり、モノラルの時は鋭指向性になるので、
ステレオでは周囲の音全体を臨場感をもって拾い、
モノラルでは正面の音をしっかりと録音します。
ひとつのマイクで状況に合わせた音撮りができるので、
非常に機能的なマイクだと思います。
アツデンのマイクは、音質、機能ともに評価の高い製品です。
ただし、それなりに値段もしますね。
キャンプ動画撮影に外部マイクを取り入れよう!
さあ、いかがだったでしょうか!?
今回は、動画撮影で重要な「音撮り」に関するお話と、
「音撮り」にオススメの外部マイクについてお伝えしました。
せっかく、時間と労力をかけて自分で作った動画なので
より多くの人に見て頂きたいものですよね。
多くの人に見てもらうためにも「音撮り」を変えて、
「伝わる動画」作りを目指しましょう!
それでは今日は以上になります。
僕がYoutube活動しているchannel GO8では、
「沖縄の自然とアウトドアな暮らし」をテーマに
アウトドア動画やキャンプ動画を発信しています。
今日のような、動画上達に向けた情報も共有していきますので、
Youtubeチャンネル・ブログともにチェックして頂けると嬉しいです。
それではまた次回!channel GO8のMakotoでした。