キャンプ動画の撮影にオススメのカメラ用マイク5選
![カメラ用マイク](https://channelgo8-blog.com/wp-content/uploads/2020/08/30.jpg)
こんにちは、channel GO8のMakotoです。
本日はキャンプやアウトドアの動画撮影に重要な
「音」に関するお話です。
実際に動画を始めている方で、
撮影した音が、聞き取りづらかったり、
うまくキャンプの臨場感を表現できていなかったり
風の音や周囲の人の声が入って、
思ったような動画にならないと感じたことはありませんか?
動画の中で「音」はとても重要な位置を占めます。
「音」にこだわることで、今よりも動画の質をワンランクアップさせましょう!
ということで本日解決する3つの課題はこちら
☆ 今日3つの問題を解決しよう!!
① キャンプ動画の音質を良くするためにどうしたらいい?
② 外部マイクのメリットについて詳しく知りたい
③ オススメのカメラ用外部マイクが知りたい
動画の「音」に関する内容と
音撮りに必要なカメラ用マイクについて紹介したいと思います。
それではさっそくいきましょう!
キャンプ動画をワンランクアップするために大事なこと
先ほど少しお伝えしたように、
動画の質を上げるには「音」がとても大事なポイントになります。
まずはなぜ音が重要か少しだけ説明しますね。
なぜキャンプ動画では「音」が大事?
アウトドアの動画やキャンプ動画では主に2つの「音」があります。
「自然の音」:風の音、波の音、川の音、木々が揺れる音、鳥や虫の鳴き声 など
「キャンプシーンの音」:テント設営や焚き火、調理などの作業音
アウトドア・キャンプでは、
「自然」と「キャンプシーン・アウトドアシーン」がメインテーマになるので
動画でメインテーマを伝える時、
「音」が臨場感や雰囲気を作るを役割をしてくれるので、
とても大事になるんですね。
ここで「音」の扱いを疎かにしてしまうと
いくら見応えのあるキャンプシーンでも
雑音が入って視聴者が集中できなかったり、
作業音が聞こえずにシーンの臨場感が半減したりと
動画を見る視聴者にうまく伝えることができなくなります。
もう少し具体的に、キャンプ動画における「音」の重要性を
解説した記事がありますので、参考にしてみてください。
![](https://channelgo8-blog.com/wp-content/uploads/2020/08/33-1.jpg)
![](https://channelgo8-blog.com/wp-content/uploads/2020/08/4-2-1.jpg)
動画において「音」が大事であるということが、
少しイメージできたところで
どうしたら「音」を上手に活かすことができるか、やっていきましょう!
キャンプ動画の「音質」に必要なカメラ用外部マイク
「音」を動画でうまく活かすには、
撮影する時に収録したい「音」をより鮮明に録り、
省きたい「音」は除くようにすることが大事です。
大事な音は綺麗に録り、不必要な音は録音しないように除く
この時に必要になるのが「カメラ用の外部マイク」です。
![キャンプ動画撮影](https://channelgo8-blog.com/wp-content/uploads/2020/07/53.jpg)
動画撮影になぜ「外部マイク」が必要?
ほとんどのカメラにはもともと内蔵のマイクが付いています。
一眼レフカメラに限らず、コンパクトデジタルカメラ、スマホのカメラも内臓のマイクがついていますので、
基本的には内蔵マイクで音を収録することはできます。
ただし、動画の質をワンランク上げて、
より多くの人に伝わる動画を作りたい場合、
マイクは外部マイクにすることをオススメします。
内蔵マイクと外部マイクの違いを説明すると
マイクには、「集音方法」という音の集め方が異なる4つの種類があります。
・ 単一指向性
・ 鋭指向性(超指向性)
・ 双指向性
・ 無指向性
集音方法について詳しくは後ほど説明しますが、
このうち、カメラの内蔵マイクのほとんどが
「無指向性」のマイクになっています。
無指向性とは、全方向から音を集音するので、
撮りたい音を選べず、自動的に周囲から聞こえる全ての音が動画に録音されます。
一方、外部マイクの場合
「単一指向性」のタイプや「鋭指向性」のタイプを選んで使用することで、
自分の狙った範囲の音を収録することができるようになります。
さらに、内蔵マイクの「音質」はそれほど良いものではないため、
外部マイクにすることで、「音質」を格段に良いものにすることもできます。
・「音質」の向上
・「音の集音範囲」をコントロール
この2つを得ることが、外部マイクを使用する大きな理由ですね。
もっと詳しく知りたいカメラ用の外部(外付け)マイク
内蔵マイクと外部マイクの違いが分かったところで、
外部マイクについてもう少しだけ深堀りしましょう。
外部マイク(外付け)を使う時には、
次の4つを知っておくと良いですよ!
① 集音方法
② 電源供給方法
③ 風切音対策
④ 音のタイプ(ステレオ or モノラル)
① 集音方法
先ほどの集音方法はもう一度おさらいすると、
集音方法は4種類ありましたね。
この4つはそれぞれどんな役割があるのか?
単一指向性:
・正面方向全体の音を拾ってくれる
・カメラを向けている方向全体から音が聞こえるので、
・「自然の音」「キャンプシーンの音」撮影全体の音を捉える
鋭指向性:
・単一指向性よりも狭い範囲で音を拾う
・取りたいひとつの音を録音するのに特化
・キャンプシーンでは作業音の収録に向いている
双指向性:
・正面と背面の音を拾ってくれる
・左右の音は拾えない
・アウトドアやキャンプでの用途は少ない
無指向性:
・周囲の音全体を拾ってくれる
・たくさんの音を拾える反面、ひとつの音を優先できない
② 電源供給方法
マイクの電源の供給方法は2種類あります。
・ 電池式のマイク
・ プラグイン式のマイク
電池式: 直接マイクに電池を入れて使用する方法
・長時間撮影するときは、予備の電池を持つ必要あり
・アウトドアやキャンプでは、荷物が増えるデメリットも
プラグイン式: カメラにプラグを差込み、カメラ本体から電気を供給する方法
・カメラのバッテリーが動く時間はマイクも使用できる
・電池など荷物が増えることがないのでオススメ
・ただし、カメラとマイクの相性によっては、ノイズが起こることもあるので注意
③ 風切音対策
屋外の撮影でよく入ってくる音のひとつに「風切り音」があります。
これを低減させるためには、マイクに「風防」というものを被せる必要があります。
風防には2種類あって、
「ウィンドスクリーン」と「ウィンドジャマー」があります。
それぞれのマイクに付属しているものが異なるので、
2つの特徴を知っておく良いですよ。
【ウィンドスクリーン】
・ウレタン製のスポンジ素材
・風防としての性能はまぁまぁだが、音質への影響が少ない
【ウィンドジャマー】
・フワフワの毛で覆われた風防
・風防としての機能は、ウィンドスクリーンより高い
・ただし、高音の音が減衰する場合があり、音質に若干影響
「音質」と「風防」としての機能のバランスで選ぶと良い
④ 音の種類
録音する音の種類は、モノラルタイプとステレオタイプに分かれます。
【モノラルタイプ】
・音の発生場所が1箇所の場合に向いている
・正面の音を拾うのに向いている
【ステレオタイプ】
・広い空間に向いており、周りの音をしっかり拾う、より臨場感が得られる
・正面の音が拾いにくい
動画の撮影に外部マイクを取り入れる際は、
自分の録りたい音を明確にしておくと選びやすいかと思います。
マイクの4つの知っておくべきポイントをおさえたところで、
最後はキャンプ動画にオススメの外部マイクを5つ紹介していきますね!
キャンプ動画にオススメの外部マイク5選
それでは、キャンプ動画撮影におすすめの外部マイクを紹介していきます。
先ほどの4つのポイントをおさえながら
自分に合ったものをチェックしてみてください!
① RODE Video Micro
タイプ:モノラル式 単一指向性
まず初めて外部マイクを買う方にとてもオススメなのがこちら。
評価の高いレビューも多く、比較的安価ですが、
「高音質」の音を録音することができます。
さらに非常にコンパクトな形状になっているので
荷物の多いキャンパーにも向いている製品です。
音は単一指向性なので、
正面全体を高音質で録音するマイクという印象です。
② RODE Videomic GO
タイプ:モノラル式 単一指向性
こちらは先ほどの、RODE Video Microの上位機種です。
Video Microよりも遠くの音を鮮明に録音できる機能を持っています。
より、音の質を求める場合は、こちらもオススメです。
ただし、風防がウィンドスクリーンになっているため、
Video Micro(ウィンドジャマー)よりも風切音の軽減不足が不安点ですね。
③ オーディオテクニカ AT9946CM
タイプ:ステレオ式 単一指向性 + 鋭指向性
先に紹介したRODEのマイクは2つとも単一指向性でしたが、
こちらのマイクは、2つの「単一指向性」マイクが左右についており、
真ん中には「鋭指向性」のマイクがついている特徴があります。
単一指向性で広い範囲の音を拾いつつ、
鋭指向性で正面の音もしっかりと拾うため、
キャンプシーンでの、作業音と周囲の自然音を同時に拾うことができるでしょう。
④ TASCAM TM-2X
タイプ:ステレオ 単一指向性
こちらのマイクの特徴は、2本のマイクを交差するように
セッティングする「X-Y方式のステレオマイク」
2本のマイクで音の奥行感を出すことができ、
非常に臨場感のある音を録ることができるようです。
自然の音で臨場感を伝えたい時などにこちらは使えそうですね。
⑤ アツデン SMX-30
タイプ:ステレオ/モノラル切り替え式 単一指向性+鋭指向性
こちらのマイクの特徴は、
ステレオとモノラルを切り替えることができることでしょう。
ステレオの時は単一指向性となり、モノラルの時は鋭指向性になるので、
ステレオでは周囲の音全体を臨場感をもって拾い、
モノラルでは正面の音をしっかりと録音します。
ひとつのマイクで状況に合わせた音撮りができるので、
非常に機能的なマイクだと思います。
アツデンのマイクは、音質、機能ともに評価の高い製品です。
ただし、それなりに値段もしますね。
キャンプ動画撮影に外部マイクを取り入れよう!
さあ、いかがだったでしょうか!?
今回は、動画撮影で重要な「音撮り」に関するお話と、
「音撮り」にオススメの外部マイクについてお伝えしました。
せっかく、時間と労力をかけて自分で作った動画なので
より多くの人に見て頂きたいものですよね。
多くの人に見てもらうためにも「音撮り」を変えて、
「伝わる動画」作りを目指しましょう!
それでは今日は以上になります。
僕がYoutube活動しているchannel GO8では、
「沖縄の自然とアウトドアな暮らし」をテーマに
アウトドア動画やキャンプ動画を発信しています。
今日のような、動画上達に向けた情報も共有していきますので、
Youtubeチャンネル・ブログともにチェックして頂けると嬉しいです。
それではまた次回!channel GO8のMakotoでした。