アウトドア車として乗っているジープ・ラングラーの意外な弱点

ジープ・ラングラー
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事の発端はカヤックライフを楽しもうと3人乗りの大型カヤックを購入したことからはじまった。

「アウトドアでは欠点なしの車だと思っていたのに…」

アウトドア用で購入した車【ジープラングラー|Jeep Wrnagler】に意外な弱点が見つかったのだ。

どーもこんにちは、「アウトドアと暮らし。」をお届けしているGO8 BLOGのMakoです。

今回は、アウトドアライフを楽しむために乗っているジープラングラーの「意外だった盲点」についてお話したいと思います。

僕自身、車を購入するときには気づかなかった情報で、

アウトドアで車を十分に活用したい人にとっては知っておくと役立つ情報かと思いますので、最後までお付き合いください。

 

カヤックを車(ラングラー)に積もうと思ったら…

カヤック夏の沖縄を楽しむために友人と一緒に購入した3人乗りカヤック

全長が440cm、幅が80cm、重量が35kgもある大型なカヤックです。

カヤックにキャンプ道具を詰め込んで海に出ると、陸からは行くことができない場所でキャンプを楽しむことができますし、そんなアウトドアの広がりを求めてカヤックを購入したわけで

はじめは友人の車にカヤックを積んで海へと出かけていましたが、僕が所有している車ジープラングラーにもしっかり役立ってもらおうと思い、カヤックを載せるためのルーフラック購入を検討することに。

 

カヤックを載せている方の車を参考に情報を見てみると、

ルーフバー2本を取り付けていれば簡単に載せることができそうで、

これなら難しいことはないなと思い、いくつかのルーフバーを調べていました。

カヤック積載

ある程度信頼のあるメーカーであれば大丈夫だろうと思い、

有名なスーリー社のルーフバーをチェック

こちらがジープラングラーJKに適応しているので、詳細を確認しながら購入を検討していると、

なにやらちょっと気になる情報が…

【最大積載量は45kg】

スーリー ルーフラック

「ん?これだと今持っているカヤックが載せれないぞ」と思い、

もっと耐荷重のある他の製品を調べてみましたが、ラングラー適応の製品はどれも同じように最大積載量が40kg〜45kgのものばかり…

なぜだろう?と思い、ラングラー車体のルーフ(屋根)耐荷重を調べてみると、

なんと!?車体自体のルーフ耐荷重が「45kg」であることが発覚。

これではいくら頑丈で耐荷重のあるルーフバーを取り付けても、ラングラー本体に荷重制限があるため、それを越える荷物は載せれないということになります。

 

実際このように各ルーフバーには最大積載重量が設けられていますが、

ルーフラック

注意書きにあるように、車両自体にも最大積載重量が決まっているため、

① 車両の最大積載重量

② ルーフラックの最大積載重量

この2つの確認が必要になるようです。

 

思ってもいなかった問題で、一旦ルーフラック探しがストップしてしまいます。

「さぁどうしたものか…」

なぜ、ラングラーの最大積載重量は低いのか?

ルーフラック探しで思ってもいない問題が発覚しましたが

そもそも、ラングラーのルーフはなぜ重い荷重に耐えられないのでしょうか?

これにはラングラーのルーフ(屋根部分)の特徴が影響しています。

こういうシーンを見たことがありますか?

ルーフ外しラングラー

ジープといえば、このようにフレーム丸出しのオープンスタイル

そう、ジープの中でもラングラーはルーフが完全に取り外しができる仕様になっているんです。

ルーフの一部が開くみたいな仕様ではなく、車体から完全に取り外すことができます。

そのため、ルーフ自体は外して持ち運びやすいようにFRP(繊維強化プラスチック)素材が使われていて、比較的軽量です。

完全に取り外しができるということで、ルーフ部分は車体を形成する一部というよりも、車体に乗っかっているようなイメージなんですね。

そのため、耐荷重も必然的に低くなります。

これがジープラングラーのルーフが重量物に弱い原因です。

どんな環境でも走れそうな強固なイメージの車ですが、荷物を載せることに関しては弱かった…

想像していなかった意外な弱点です。

ジープラングラーに重量物を載せるための方法

ラングラーの意外な弱点が発覚しましたが、

ルーフが弱いからといって重量物が載せれないという訳ではありません。

世界中のラングラー乗りの情報を見てみるとたくさんの荷物をルーフに載せて旅している人もいますし、かなり重そうなルーフテントなるものを載せている人もいます。

ということで、重量物に耐えられるルーフラックを探しみると、

こんなものが見つかりました。

車体に固定して取り付けるSRCルーフラック

SRCルーフラック

こちらはsmittybilt社の「SRCルーフラック」というものです。

SRCルーフラックについて簡単に説明すると

ルーフ部分に取り付けるのではなく、車両本体の前後に固定取り付けするルーフラックです。

このように前方はドアマウント部分、後方は背面フレームに固定します。

 SRCルーフラック

耐荷重の弱いルーフには触れず、車両本体にフレームを取り付けることで、十分な耐荷重を得ることができます。

こちらのルーフラックの耐荷重は約136kg

これなら、40kg近くあるカヤックも余裕を持って載せることができますし、キャンプ道具なども一緒に収納ボックスに入れてルーフラックに載せることもできます。

さらに今後カヤックが増えたときも同時に2台、3台と載せることも可能です。

これなら、ルーフの弱点を克服してアウトドアで使える幅が広がりそうです。

SRCルーフラックのデメリット

かなりアウトドアの幅が広がりそうなSRCルーフラックですが、一つだけデメリットがあります。

それは「値段が高いこと」

通常のルーフバー(2本)だと数万円で購入でき、自分で取り付けることもできます。

しかし、こちらのSRCルーフラックは約9万円台〜15万円台の値段がします(ネット調べ)

さらに、ルーフラックを取り付けるには、重量があることや穴あけ作業の必要があることを考慮すると素人が一人で作業するのは難易度が高そうです。

購入費用や送料(重量物)、取り付け費用などを全て含めるとまぁまぁかかります。

しかし、これからラングラーをアウトドアで十分に活用するためにはSRCルーフラックが必須になるので、ここは必要な出費だと考え、SRCルーフラックを購入することに決めました。

フロントドアマウントとリアフレームの4点取り付け。最大300ポンドの荷物を収納でき、取り外し可能なクロスバーで、ソフトまたはハードトップを取り外せます。

まとめ

というわけで、今回は「ジープラングラーの意外な弱点」についてお話をしました。

ラングラーのルーフに荷物を載せる場合、45kg以内であればルーフに取り付けるラックで問題ないと思いますが、45kg以上の重量物を載せる場合は、SRCルーフラックのような車体に取り付ける方法が安心安全かと思います。

今回の内容が少しでも参考になれば嬉しいです。

次回は購入したSRCルーフラックを取り付けて紹介したいと思いますのでお楽しみに!

それではまた次回!

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