ラングラーにルーフラックを取り付けてアウトドア仕様にカスタム

アウトドアやキャンプに持って行く荷物の量が増え、サイズが大きくなってくると重要になるのが車の積載量
ということで今回はアウトドアに持っていける荷物の量を大幅拡大するための「ルーフラック」をご紹介していきたいと思います。
こんにちは、ゴーパチブログのMakoです
普段は「アウトドアと暮らし。」をテーマに記事や映像で情報をお届けしております。
そんなアウトドアシーンで活動する中で僕が使用している車がこちらのジープ・ラングラー
Jeep Wrangler JK Sports
キャンプや車中泊など、この車を相棒にして様々なアウトドアシーンを一緒に過ごしています。
そしてこの度、新しいアウトドアアクティビティとしてシーカヤックにもチャレンジしているところなのですが
カヤックなどの大型な道具を車に載せるためには、ルーフラックが必要になるということで、今回SRCルーフラックというものを取り付けてみました。
ただ、これがまたジープ・ラングラーという車は一癖ある車でして…
ルーフラック選びにはちょっとした苦労を致しました。
もし、同じようにラングラーに乗っていてルーフラックを取り付けたいという方がいましたら是非先に前回の記事をご覧になってみてください。
ルーフラックを選ぶ前の情報として、参考になるかと思います。

そんなわけで、ルーフラック選びにはちょっとした問題もありましたが、
こちらの「SRCルーフラック」に辿り着き購入に至ったわけです。
取り付け作業まで無事に終わり、実際にルーフラックを使ってみましたので
使用感など兼ねて紹介したいと思います。
100kg以上の積載が可能な「スミッティビルトのSRCルーフラック」
今回購入して取り付けたのはこちらSmittybilt(スミッティビルト社)のSRCルーフラック
スミッティビルトはジープのカスタムパーツなどを多く取り扱うメーカー
ルーフラックの種類は多くありませんが、その中で選んだのが「SRCルーフラック」
写真を見ると分かるように
車両全体を覆うような感じで取り付けるルーフラックです。
特徴としては前方をドアマウントに固定、後方を背面フレームに固定しており、
ルーフ(屋根)ではなく、車両本体に取り付けるルーフラックになっています。
車体に直接取り付けることで、通常のルーフラックよりも大幅に耐荷重を上げることができ、なんと最大積載量が約136kgもあります。
ただし、ルーフラック本体の重量も結構重いのでご注意を(笑)
注文するとこのような大型な箱が2つ届きますが
1人で持ち運ぶのには大変苦労します…
さらに、この重量物を自力で取り付けるのは難しいと判断し、
今回はいつもお世話になっているJeepディーラーにお願いをして取り付けて頂きました。
SRCルーフラックの特徴
ここからは、取り付けたSRCルーフラックを細かくみていきたいと思います。
車体に固定する強固なルーフラック
先ほどお伝えしたように固定しているのは前後左右の4箇所
前方固定はドアマウント
ドアマウントはラングラーの仕様で元々ついているので、ボルトで固定するだけの作業
それほど難しくはないようです。
少し厄介なのが、後方の背面フレームへの固定
こちらは車体への穴あけ作業が必須になります。
穴あけの位置がずれるとフレーム連結させる時にうまくはまらない、水平が取れないなどの問題が起こるため、慎重な作業が必要になるそうです。
今回は非常に綺麗に取り付けて頂きました。
積載荷物を支える4本の安定したクロスバー
SRCルーフラック2つ目の特徴がこちらのクロスバー
このように均等な間隔で4本のバーが並んでおり、
荷物を載せた時の支持面積が広いため、安定感のある積載が可能になります。
さらにこちらのクロスバーは簡単に取り外すことができる仕様になっており
取り外してクロスバーの位置を変更することもできます。
こちらを回して着脱可能
穴に合わせてクロスバーの位置を変更可能
クロスバーが取り外せる理由はもう一つあり、
ルーフラックを取り付けた状態でも、ラングラー本体のルーフ(屋根部分)を外すことができるためです。
ラングラー本体のルーフは元々このように取り外すことができ、
オープンカーのように姿を変えます。
「ルーフを外す際に、ルーフラックが邪魔になるのでは!?」という問題点を解消するために
4本のクロスバーは着脱できる仕様になっているようです。
正直ルーフを外す機会はほとんどありませんが、
細かい設計がされていることは大変ありがたいです。
いずれオープンスタイルで沖縄の西海岸を走る日が来るかもしれないので…(笑)
ラングラーを際立たせるデザインと色仕上げ
ルーフラックのフレームは高品質のスチール製素材が使われていて、
直径約5cmほどの丸型で太いフレームです。
さらに、フレームカラーはブラックとなっていますが、
近くで見てみると単なるブラックではなく
表面がザラザラ・ゴツゴツしたような凹凸のある質感です。
これは、表面を立体的に仕上げて耐久性も上げるような特殊加工がされているようで、頑丈な上に傷がつきにくい仕上げになっています。
このブラックの質感がより頑丈で強固な雰囲気を作り出しています。
購入時点では、質感まで確かめることはできなかったので、
こちらは届いてみて知った嬉しいポイントの一つです。
車両の3分の2ほどを覆うルーフラックは、角張った特徴のあるラングラーをより際立たせるようなデザインになっています。
ジープの力強さや無骨感をより強調し、自然の中を走る姿が非常に似合う車に変わってきた印象で、見た目だけでもつけて良かったと満足しています。
取り付けたルーフラックにカヤックを載せてみた
早速、取り付けたルーフラックに「3人乗り大型カヤック」を載せてみました。
長さ440cm 幅80cm 重量が35kgの3人乗りカヤック
ここで使ってみて感じた良いポイントは主に2つ
① 4本のクロスバーによってカヤックの積載が非常に安定
② 太く覆う形状のルーフラックは積載中も握りやすく作業がはかどる
積載時の安定感と安心感のあるルーフラック
カヤックをルーフラックに載せる時
クロスバーが4本もあるため、支持する面積が大きくなることで、非常に安定した状態でカヤックを載せることができます。
特に前後左右にカヤックの固定位置を決める際の微調整が非常にやりやすい
今回は2人で載せていますが、1人で載せる場合でも後方のクロスバーから前方に滑らせるように載せることで1人でも十分にいけそうです。
さらに、カヤックとルーフラックをロープで固定する作業などは
サイドの太いフレームを握って身体を支えることができるので、
わざわざ脚立のようなステップ台を準備しなくても安定して作業が進みます。
凹凸感のあるフレーム表面のおかげでグリップ感も増し、より握りやすくなっています。
カヤックを載せた後は、実際に海まで移動してみましたが、
全く動じることなくすごく安定しています。
40kg近くもあるカヤックを載せていますが、スペースも積載量もまだまだ余裕があるので、
さらにキャンプ道具やその他アウトドアギアも一緒に載せることができそうです。
いずれは、ルーフテントなんかも積んでみたい…
これはアウトドアの夢が広がりますね。
使用後の気になる点
見た目や機能性には十分満足していますが、一つだけ気になる点があったのでお伝えすると
こちらの前方ドアマウント部分のフレームとアンテナが干渉している点です。
単に接触するだけでは気にならないのですが、
走行中にカンカンと接触音が鳴り続けることがあり
窓を開けて走っていると正直音が気になってしまうこともあります…
アンテナの形状を変えたところで解決できるような問題ではなさそうなので、
こちらは今後工夫できる方法を探してみたいと思います。
まとめ
ということで、今回は取り付けたSRCルーフラックを紹介しました。
アウトドアに出かけるときに十分な積載量のあるルーフラックを取り付けていれば、楽しみ方も広がると思いますので、今回の内容が少しでも参考になればと思います。
こちらの内容は動画でもお届けしていますので、
記事や写真だけでなく、映像で雰囲気を確認してみたい方はぜひ動画の方をチェックしてみてください。
それではまた!