こんにちは、channel GO8のMakotoです。
今、自分でYoutubeチャンネルを立ち上げてキャンプ動画を作っている人、あるいはこれからキャンプ動画を作ってみたいと考えている人の中で、
どんな動画を作った方がたくさんの人に見てもらえるだろうか。
今作っている動画の方向性は果たして正しいのだろうか。など
「どんな方向性の動画を作ったらいいだろう?」と迷ったりしたことはありませんか?
本日の内容は、そんなキャンプ動画を作ってみたい人、すでに動画を作っている人に向けたお話です。
僕自身も、YouTubeで動画発信している身として、「どんな動画がよく見てもらえるのか?」という問題は常に気になるところです。
たとえ、周囲に影響されずに自分の発信をしたい・作りたい動画を作るだけという気持ちでやっていても、
実際にどんな動画がよく見られるかという疑問に対しては、素直に知っておきたい気持ちがどこかにあるものです。
今回はそんな疑問を少しでも解決するために、キャンプ系Youtube動画で視聴回数の多いカテゴリーを調べてみました。
調べた結果、チャンネルの方向性を決める時に参考になる情報を見つけたので
本日はそれをみなさんに共有したいと思います!
動画作りをしている人やこれから動画で発信したい人の参考になると思いますので、
最後までお付き合いください。
今日解決する問題は以下の3つです。
・キャンプ動画でよく見られているのはどんな動画なのか?
・ そもそも人はなぜ動画を見るのか?(視聴者は動画から何を得ているのか)
・どのような方向性の動画チャンネルを作るのが良いのか?
それではさっそくやっていきましょう!
人気Youtubeキャンプ動画でよく見られる動画は?
今回、よく見られているキャンプ動画を調べてみるために、キャンプ系Youtubeで最もチャンネル登録者の多い「ヒロシチャンネル」さんを参考にしようと思います。
【ヒロシちゃんねる】https://www.youtube.com/channel/UC_ak3ZurSDtT3Kv1RFdrgiA/featured
ヒロシさんのYoutubeチャンネルは登録者数なんと84.6万人!!(2020.8.5)
驚異的な登録者数…!!
2015年頃からYoutubeの動画投稿を始めているようで、現在までに100本以上の動画がアップされています。
動画の視聴回数もほとんどが10万回以上再生されており、多いものでは、200万回・300万回を超える動画も…
キャンプ系Youtubeチャンネルの中で特に多くの視聴者がいる「ヒロシさんのチャンネル」から、動画作りに活かせる部分を探って学んでいきたいと思います!
「ヒロシちゃんねる」さんの主な動画カテゴリー
まず、どんなキャンプ動画が多く見られる傾向があるのかを知るために、
ヒロシさんのチャンネルの動画をカテゴリーに分けてみます!
すると、おおよそこんな感じの6つのカテゴリーに分けられました。
☆ 6つのカテゴリー
・キャンプ動画(キャンプ場・無人島・海外など場所がタイトルの動画)
・ソロキャンプ動画(ソロキャンプをタイトルとした動画)
・キャンプ道具(道具紹介や道具使用をタイトルとした動画)
・キャンプ料理(料理をタイトルとした動画)
・野営キャンプ(野営やブッシュクラフト 、山購入などの動画)
・ジムニー(車をメインとした動画)
今回は、視聴者が動画を見ようと思う時の最初のポイント「タイトルとサムネ」の情報をもとにカテゴリー分けしています。
この6つ以外にも、ツーリングキャンプなどがありましたが、動画の本数が他のカテゴリーと比べて少ないため、今回は省略しています。
次に、視聴回数を10万〜29万回(少ない)、30万〜59万回(普通)、60万〜99万回(やや多い)、100万回以上(多い)に分けてそれぞれのカテゴリーをチェックしてみます
果たして、6つのカテゴリーで最も視聴回数の多いカテゴリーはどれでしょうか!?
見ていきましょう!
*ちなみに、「少ない〜多い」の基準は【ヒロシちゃんねる】さんの再生回数を基準にしておりますので、10万〜29万回という数字が少ないという表現では決してございませんのご了承ください!
「ヒロシちゃんねる」の動画で最も見られているカテゴリーは?
各カテゴリーの再生回数の割合は以下のようになります。
【キャンプ動画】場所がタイトルのキャンプを目的とした動画

【キャンプ動画】の視聴回数は「少ない〜普通」を占める割合が、90%以上
キャンプ場や無人島、北欧などでのキャンプは、ビックワードのタイトルではありますが、視聴回数としてはヒロシさんのチャンネルの中では少ない傾向がありますね。
【ソロキャンプ動画】ソロキャンプがタイトルに入っている動画

【ソロキャンプ動画】をみると、「やや多い〜多い」の占める割合が100%
ソロキャンプの動画は、なんと7割以上が100万回以上再生されています。
この結果を見るだけで「ソロキャンプ」というカテゴリーがいかに視聴されているかが一目瞭然で分かりますね!
【キャンプ道具】道具の紹介や道具使用がタイトルの動画

続いて、【キャンプ道具】のカテゴリーはどうでしょう?
約8割が「少ない〜普通」で、残りの2割は「やや多い〜多い」を占めていますが、
こちらは、道具の種類によってニーズが明らかに変わりそうですね。
100万回以上再生される動画も5本以上あり、ニーズがある道具はかなり視聴される傾向が分かります。
一方でニーズの少ない道具は視聴回数も結果的に少なめになるようで、
【キャンプ道具】というカテゴリーは結果が明確に分かれるカテゴリーになりそうです!
ちなみに、次の【キャンプ料理】も同じく似たような結果になっています。

料理の種類や調理方法によってニーズのある無しが分かれるのかもしれません。
【野営キャンプ】野営やブッシュクラフト 、山購入などがタイトルの動画
【野営キャンプ】のカテゴリーは動画の本数はそれほど多くはないものの、
「普通〜多い」の占める割合が多く、平均的に視聴回数が多いのが分かります。
【野営】というワードはあまり聞き慣れない方もいるかもしれませんが、
キャンプの魅力にハマるほど興味の出てくるカテゴリーであるのと、
動画で発信している人が少ないのも影響して、ココには一定数の視聴者がいそうですね!
【ジムニーキャンプ】ジムニーなど車をメインとした動画

最後は【ジムニーキャンプ】(ジムニーはキャンプ用車の代表みたいな存在ですね)
こちらは、平均的に視聴者数の割合が多いのと、3割ほどが100万回以上の視聴回数となっているので、やはりこちらも一定数のニーズがあるのが分かります。
【野営】や【ジムニー】などのカテゴリーを見ると、視聴者のニーズが一定数いることに加えて、発信しているチャンネル自体が少ない領域は視聴回数が多くなる傾向がありそうです!
ヒロシさんのチャンネルの動画をカテゴリーに分けて調べてみた結果をまとめると、
・【ソロキャンプ】
→ 明らかにニーズのあるカテゴリー
・【キャンプ道具】と【キャンプ料理】
→ 動画内容によって結果に差が出やすい
→ 視聴者のニーズがハッキリしているカテゴリー
・【野営】や【ジムニー】
→ 狭いカテゴリーでも一定数のニーズがある
→ 多くの方が発信できない分野だけに狙い目かも
・【キャンプ】の視聴割合が少ない理由:
「○○キャンプ場でキャンプ」や「無人島でキャンプ」などの動画タイトルだけでは、具体的にどんな動画なのかイメージが難しいの視聴が少ない傾向
(次の「動画を見る人の本質は?」でもう少し詳しく説明)
そもそもなぜ人は動画を見るのか?

動画が視聴される傾向が少しだけ分かったところで、
「そもそも人はなぜ動画を見るのか」を深堀りして考えると
より動画作りの参考にできそうなので、少しだけ考えてみましょう!
先に、結論から、動画を見る本質的な理由をお伝えするとこのようになります。
動画を見る本質的理由 「自分のもっている何らかの問題を解決するため」
みなさんが、動画を見ようと思う時、なぜその動画を選んだのか考えみてください。
例えば
・何がおすすめのキャンプ道具なのか知りたい
・道具の使い方を知りたい
・ソロキャンプってどのようにキャンプするのか知りたい
・ブッシュクラフト の方法を知りたい
・最近仕事で疲れてリラックスしたいので自然を見て癒されたい
・最近キャンプに行けてない気持ちを解消するために他の人のキャンプを見たい
・都会暮らしで田舎に興味がるので森の中で生活している動画が見たい などなど
全て自分の中にある「何らかの問題」を解決するためにその動画を選んでいると思います。
きっと、自分の抱えている問題に少しでも関係のあるものには引きつけられるだろうし、
逆に自分の問題と全く関係のないものには、目もくれないでしょう。
要するに、人が動画を見る本質としては「自分の問題を解決したいためにある」ということです。
先ほどのヒロシさんのチャンネルのカテゴリーで、「キャンプ道具」や「キャンプ料理」の視聴回数に幅があるのも、「視聴者の解決したい問題」に関わる内容とそうでない内容に分かれるからでしょう。
「ソロキャンプ」のカテゴリーであれほどの視聴回数があるのは、ヒロシさん=ソロキャンパーのイメージが根付いているので、「ソロキャンプ」に関する問題はヒロシチャンネルを見れば解決できるという視聴者側の想いが影響してそうですね!
「○○キャンプ場でキャンプ」などの動画タイトルの視聴数が少ない傾向にあるのは、
動画の内容が具体的にイメージしづらいので、「果たしてこの動画は自分の問題を解決してくれるものだろうか!?」という視聴者側の迷いから、視聴回数に影響していると考えられますね。
☆ポイント:多くの人に見てもらえる動画は?
「視聴者の何らかの問題を解決してあげている動画」
視聴者のニーズが多いカテゴリーがあることは確かですが、
その中でも「視聴者の何らかの問題を解決している動画」になっているかが
より多くの人に受け入れらるポイントのようです。
動画チャンネルの方向性を決めるのに重要なことは?

最後に、自分自身の動画チャンネルの方向性を決める時、今日の内容からどのようなことが参考にできるでしょうか?
今回、【ヒロシちゃんねる】さんの動画を参考にして気づけたことがひとつあります。
それは、チャンネルの「コンテンツ」を明確にするということです。
このチャンネルはどんな動画を発信しているチャンネルであるか、分かりやすくするということですね。
ヒロシさんのチャンネルでいうと、いろんなバリエーションの動画がある中で
特に「ソロキャンプ」というタイトルのものが断トツで視聴されています。
「ソロキャンプ」というトレンドが生み出す効果もあるとは思いますが、
それよりもヒロシさんが「ソロキャンパー」として自分の色を出し続け(結果的にコンテンツ作り)、それを視聴者が認知したことで、ヒロシさんのキャンプ = ソロキャンプというイメージが完成し、
ヒロシちゃんねるのメインコンテンツは「ソロキャンプ」になったと思われます。
要するに、多くの人のニーズがある動画に方向性を合わせるという方法もありますが、
自分のチャンネルの「コンテンツの色」を作り上げていく方が、結果的に後々視聴する人が増えるポイントになりそうです。
☆ポイント:チャンネルの方向性を決める
ニーズのある動画カテゴリー < 自分の色のあるコンテンツ作り
僕が実際に活動しているYoutubeチャンネル「channel GO8」もまだまだ視聴者数は多くありませんが、
コンテンツを明確にしたチャンネル作りをしていこうということで、
「沖縄の自然 × アウトドアな暮らし」をテーマに、キャンプだけではなく暮らしの中にアウトドアが溶け込むような動画作りを心がけています。
視聴者の方が「暮らしの中にアウトドアを取り入れたい時のアイディアコンテンツ」として、「こういう形の楽しみ方があるのか」「同じようにやってみたい」などといった共感が得られるチャンネルを作っていきたいと考えています。
投稿している動画の数はまだ少なく、コンテンツの力は弱いですが、設定したテーマを軸に動画作りを続けていくことで、
「コンテンツの色」を強くしていきたいものです。
今回は人気Youtubeチャンネルの「ヒロシさん」の動画を参考に動画作りを学びました。
この内容が少しでも役立ち、チャンネル作りの参考になると非常に嬉しいです!
みなさんも個性あるチャンネルコンテンツを目標に動画作りを楽しみながら、
アウトドアライフ・キャンプライフを送っていきましょう!
それではまた次回!channel GO8のMakotoでした。