カヤックキャンパーが愛用しているカヤックとキャンプ道具。

こんにちは、GO8 BLOGのMakotoです。
普段はアウトドアを通して自然の魅力を映像で伝える活動をしております。
そのアウトドア活動の一つに、「カヤックキャンプ」があります。
そこで今回は、カヤックキャンプで使っている「カヤック」を紹介していきたいと思います。
カヤックを使って海に出るために必要な道具も紹介していきますので、
これからカヤックを始めたい方や少しでも興味がある人は
是非最後までお付き合いください。
ちなみに、今回の「カヤック紹介」は動画も制作していますので、
より具体的なイメージを持って見たい方は動画をチェックしてみてください!
それでは、本日もやっていきましょう!
① カヤックの楽しみ方 「カヤックキャンプ」
カヤックには様々な楽しみ方があると思います。
気軽に海や湖でカヤックを漕いで楽しんだり、
あるいは時間をかけて遠くまで行き、
見たことのない風景を楽しんだりするカヤックツーリング。
カヤックに乗りながら釣りをするカヤックフィッシングなどなど。
楽しみ方はそれぞれあると思いますが、私達「CHANNEL GO8ゴーパチ」の
カヤックの楽しみ方は「カヤックキャンプ」
カヤックを車に積んで海に出かけ、
まだ行ったことのない海をツーリングしたり、
無人島に行ってキャンプをしたりといった方法で楽しんでいます。
普段、陸で生活していると目にすることのできない風景をカヤックを使うことで体験することができるのが最大の魅力。
カヤックひとつあれば、そんな素晴らしい体験ができるので、多くの人にカヤックのことを知ってもらいと思い、映像制作などもしています。
興味があるけど、ちょっとハードルが高いかもと感じている方も多いと思いますので、
本日はそのような方の参考になるように、普段使っているカヤックを紹介していきたいと思います。
② 愛用しているカヤック|Riot Kayaks Quest 9.5
それでは、実際に使っているカヤックを紹介していきます。
カヤックキャンプで使っているのは、
ライオット(Riot)カヤックスの「クエスト9.5」というカヤックです。
ライオットカヤックス「クエスト9.5」
ライオット(Riot)カヤックスは、ホワイトウォーターといった激流下り用のカヤックを多く作っているカナダの会社のようです。
その中で「クエスト9.5」は、小型のシットインタイプのカヤック。
9.5というのは、長さを意味しており、9.5フィート=約2.9mの長さになっています。
重量は17.8kg、最大積載量が136kg
カヤックにはシットインタイプ(身体をカヤックの中に入れて座るタイプ)とシットオンタイプ(カヤックの上に乗って座るタイプ)の2種類あり、
このクエスト9.5はシットインタイプになっています。
シットインタイプは、身体を中に入れて常に同じ姿勢でいるため、疲れやすそうですが、
こちらのライオットカヤックスのクエスト9.5は
最大幅が70cmあり、コックピット内も比較的広いためスムーズに乗り降りができ、
身体や足を動かすこともできます。
コックピット内でも身体を動かせる広さが確保されているのは、ありがたいポイントです。
実際にコックピット内に座ってみると、ゆったりと座ることができます。
シートの背もたれや足を置く位置などを調整することができるので、
人それぞれの体型や座り心地に合わせて自由に調整できるのは、快適なカヤック旅をするのにありがたい機能です。
座った時の足の位置は、膝が軽く曲がり、開いた状態。
ここでも膝が接する位置にカバーがあるため、接触する足も疲労することなくバランス取りとして使い続けることができるようです。
そして、このクエスト9.5の特徴は、小型でありながらも、優れた直進性があること。
その役割を担っているのが、カヤックの底面(ハル)にあるキールと呼ばれる縦スジ。
この3本の縦スジによって左右への傾きが軽減され、直進性を維持することができるようです。
そのため、波のある場所でも、左右のバランスを上手く取りながらスムーズに直進することができます。
小型ではありますが、安定性と直進性と兼ね備えたカヤックになっているようです。
カヤックの収納スペース
カヤックの全体的な形やデザインを見たところで、
続いて収納スペースを見ていきましょう。
カヤックで海に出かけ、キャンプをする場合、持っていく道具も多くなりますが、
カヤックの収納スペースには限りがあるため、
収納できる量によって持ち運べる道具も変わってきます。
そのため、収納スペースを事前にチェックしておくのはとても重要なポイントです。
クエスト9.5の収納スペースはこちら。
メーカーによる正式な公表はありませんが、15Lのバックパックを入れてもまだまだ十分に収納スペースがありそうです。
普段は、荷物を最低限に削り、軽量化しているため、
キャンプ道具一式をこちらの15Lのバックパックひとつに入れて持ち運んでいます。
ただし今回は、収納量をチェックしてみたいので、
さらに荷物がどの程度入るのかを試してみました。
15lのバックパックに加え、40cmほどの寝袋、そして、45cmほどのテント(1〜2人用)もスッポリと入りました。(さすがに、一番右のウレタンマットは入りませんでしたが…笑)
このように、小型のカヤックであっても、収納スペースにはキャンプをするだけの荷物が十分に入るようです。
カヤックキャンパーが荷物を軽量化するのには理由がある
カヤックにはこれだけの収納スペースがありますが、
実際の使い方は、スペースの半分ほどしか使っていません(15Lのバックパックひとつ)。
荷物を軽量化しているのには理由がありまして、
ひとつは、荷物の重量を減らすことで、カヤックにかかる負担を減らすという点。
もうひとつは、こちらの収納スペースは空洞になっており、万が一コックピット内に水が入った時に、収納スペースに余裕(空洞)があると、浮力として補う役割があるためです。
収納スペースがたっぷりあるからといって、パンパンに荷物を詰めてしまうとカヤックに負担をかけてしまうため、
厳選して軽量化した荷物をカヤックキャンプには持っていくようにしています。
ちなみに、バックパックの中身に関しては、また今度紹介したいと思いますので、興味がある方は是非チェックしてください。
クエスト9.5を選んだ理由
より長い距離を移動するのには、
ロングツーリング用のカヤックが選択肢にあるかと思いますが、
まだ行ったことのない海の冒険や無人島に行ってキャンプをするために、
なぜライオットカヤックスのクエスト9.5という小型のカヤックを選んだのか?
その理由は、
① 一人で持ち運びができること
② 車のサイズに合わせて積載できるカヤックであること
③ 洞窟や岩場など狭い海路も移動できる機動性と安定性があること
カヤックの活動は、一人で行うことが多く、
サイズが大きくなると一人で持ち運びが難しくなります。
そこで小型のシットインタイプにすることで、一人で担いで移動できるようにしています。
さらに、カヤックを積載している車はSUZUKIのジムニー。
小型の車であるため、積載する車のサイズに合わせて小型のカヤックを選んでいます。
そして、カヤックの使用用途として、無人島や岩場、洞窟などの狭い海路を通ることを想定しています。
狭い場所でも移動できるような小型で機能性と安定性を兼ね備えた「クエスト9.5」という製品を選んでいます。
③ カヤックに必要な道具類を紹介
最後に、カヤックに必要な周辺道具を紹介したいと思います。
紹介するのは5点。
それほど多くはないので、サラッと紹介していきますね。
まず、とても大事なのがライフジャケット。
ライフジャケットは自らの命に直結する道具なので必ず準備する必要があります。
こちらは、Kokatat(コーカタット)のOutFit TourというPFDのライフジャケットです。
前面にポケットが3つ付いているタイプで、
普段は、ナイフなどを入れています。
2つ目は、シートカバーです。
シットインタイプ(身体をカヤックの中に入れて座るタイプ)のカヤックでは、
度々水がカヤックの中に侵入することがあります。
そんな水の侵入を少しでも防ぐための道具として、シート用のカバーがあります。
ただし、必ずしも必要な道具ではないため、使用環境や状況に合わせて検討すると良いかなと思います。
シートカバーは、種類によってスプレーカバーやスプレースカート、コクピットカバーといった言い方をするみたいです。
こちらは、モンベルのスプレーカバー。
シート全体を覆うように装着し、内部に水が侵入してくるのは防いでくれます。
ジッパーで着脱するタイプになっているので、着脱や乗り入れが簡単にできます。
続いて3つ目は、「排水ポンプ」
排水ポンプは、カヤック内に水が侵入したときに排出するためのポンプです。
シットインタイプのカヤックにはよく水が入ってくるため、緊急用というよりも、
こまめに水を排出するための道具として準備しておく必要があります。
先程の防水カバーと組み合わせて持っていると、水の侵入を心配することなく安心してカヤックを楽しめるかと思います。
カヤックに必要な道具、4つ目は「パドル」です。
カヤックの道具としては非常に重要な役割のパドルには、材質や重量・形状など様々なタイプがあります。
タイプによって操作性や手にかかる負担なども変わってくるようです。
使用しているのは、WARNER(ワーナー)のカリスタというパドル
カーボン製で非常に軽く、ベントシャフトと呼ばれるクネクネと曲がった形状をしており、
手首にかかる負担が軽く、楽に漕ぐことができます。
以前に5・6時間カヤックを漕ぎ続けたときも、負担が少なく漕ぐことができていました。
最後に、リーシュコードというカヤックとパドルを結びつけておくコードがあります。
万が一、パドルが手から離れてしまった時に、繋ぎ止めてくれる役割をもつ道具です。
始めたころは、専用のリーシュコードを使っておりましたが、結びつけたりするのが少し大変だったので、現在は簡素化して、「麻ひも」をパドルとライフジャケットに結びつけて代用しています。
以上の5つがカヤックに必要な周辺道具です。
先程紹介したキャンプ用のバックパック(こちらに水や食料も入っていますよ)を加えると、これだけで海の冒険に出ることができます笑。
さあ、いかがだったでしょうか。
今回はカヤックキャンプで使っているカヤックと必要な道具を紹介しました。
もし、カヤックに興味を持たれている人がいたら、
カヤックキャンプの動画も制作しておりますので、
是非チェックしてみてください。
そして、今後もカヤックをテーマにしたブログ記事も投稿していきますので、
引き続きこちらのブログもよろしくお願いします。
それでは、また次回お会いしましょう。
GO8 BLOGのMakotoでした。さよなら~。