キャンプコーヒーに必要な5つの道具。

コーヒーアイテム
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こんにちは、ゴーパチブログのMakotoです。

普段は「アウトドア映像」の制作などをおこなっています。

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「アウトドアライフスタイル」で学び、経験した情報をこちらのブログ記事にて発信していますので、よろしくお願いします。

 

それでは、本日は「アウトドア・キャンプとコーヒー道具」というテーマでお話をしていこうと思います。

アウトドアコーヒー

アウトドアやキャンプの楽しみ方のひとつに、

「ゆっくりと珈琲を淹れて楽しむ」を挙げる人は多くなってきていると思います。

しかし、興味はあるけど自分自身で珈琲を淹れたことがない人にとっては、

「自分で珈琲を淹れるにはどうしたらいい?」

「どんな珈琲道具を使えばいい?」

「アウトドアと家庭で使う珈琲道具は何が違うの?」

など疑問に思うことがいくつかあると思います。

 

そこで今回は、外でゆっくり飲む珈琲を自分で淹れて楽しんでみたいという方に向けて、

「アウトドア珈琲に必要な道具」をすべて紹介していきたいと思います。

 

動画の方では、実際に僕がアウトドアで使っている道具を紹介していますので、

具体的に知りたい方是非チェックしてみてください。

 

アウトドアとコーヒーはなぜ相性が良いの?

そもそもアウトドアでコーヒーを飲む人が増えたのはなぜでしょう?

もともと昔からキャンパーたちは、焚き火でお湯を沸かしコーヒーを淹れるスタイルがありましたが、ここまで「アウトドア×コーヒー」を好まれる方が多いのは、両者の相性が非常に良いからだと思っています。

その相性の良さの要因について、個人的に思っているのは、

「時間の過ごし方」が関係していると思っています。

 

①「のんびりゆっくりとした時間を過ごすアウトドア(キャンプ)」

②「ゆっくり時間をかけて淹れる珈琲」

両者ともに、「時間をかけて楽しめる事」という点で相性が良さそうです。

キャンプとコーヒー

普段の忙しい生活では、ひとつのことに時間をかけていられない方も、

アウトドア(キャンプ)に出かけた時は、「ゆっくり時間をかけて楽しめるものはないかな」と考えるものです。

そこでとても相性が良いのが「コーヒー」

焚き火を楽しみながら火でお湯を沸かし、豆を挽いて、ゆっくりとコーヒーを淹れる。

一杯の珈琲を淹れるまでにかかる時間も、アウトドア・キャンプなら至福の時間に変わります。

そんな贅沢な時間の使い方が、アウトドア(キャンプ)での楽しみのひとつとして広まっているのではないかと思います。

そんな贅沢な時間をみなさんも過ごしてみましょう!

 

コーヒーの淹れ方は難しいの?

そんな時間をかけて丁寧に淹れる珈琲ですが

準備する道具や淹れ方など、いろいろと難しいことが多いような印象を持たれる方もいるかと思います。

ですが、全くそんなことはなくて、基本的な道具が揃っていれば、

コーヒーの淹れ方は非常にシンプルで、誰でも美味しく淹れることができます。

コーヒー道具

コーヒーには様々な淹れ方(抽出方法)があるので、すべて同じとは言えませんが、

ほとんどの淹れ方で共通しているのは、

①お湯を沸かして

②豆を準備して

③お湯を注ぐ

この3つの過程を踏めば簡単に淹れることができので、是非チャレンジしてみましょう!

アウトドア(キャンプ)コーヒーに必要な道具たち

コーヒーにはいろんな淹れ方や道具があるので、

何から始めて良いのか、何から揃えたら良いのか分からないという人のために、

今回は必要な道具をひとずつ紹介していきます。

コーヒーの道具は抽出方法によって変わる

珈琲には様々な淹れ方があるとお伝えしましたが、

淹れ方は「抽出器具」によって変わることを覚えておくと良いです。

 

抽出器具を変えることで、様々な珈琲の淹れ方を楽しめるので、

好みの淹れ方や味を探すのもまた楽しみのひとつになると思います。

 

ベーシックな淹れ方のフィルターにお湯を注ぐ「ドリップコーヒー」

豆を入れた器具を火にかけて沸騰させる「モカエキスプレス」

空気圧で抽出する「エアロプレス」などなど、いろいろな淹れ方があります。

ドリップコーヒー

ただし、今回の記事に関しては「アウトドアで使える基本的なコーヒー道具」を紹介しますので、「抽出器具」はひとくくりとして、話しを進めていきたいと思います。

 

次回の記事で、僕が実際にアウトドアで使っている様々な「抽出器具」を紹介しようと思いますので、更に詳しく「抽出器具」について知りたい方はそちらもどうぞ。

 

アウトドア・キャンプコーヒーに必要な5つの道具

基本的に揃える道具は以下の5つになります。

① 抽出器具

② ケトル(お湯を注ぐ)

③ サーバー(抽出した珈琲を入れる)

④ マグカップ

⑤ コーヒーミル(豆を挽くもの)

キャンプコーヒー道具

① 最も大事なコーヒー道具のひとつ「抽出器具」

最初に紹介する「抽出器具」がコーヒーを淹れるために最も必要な道具です。

他の②〜⑤の道具は様々な形で代用することが可能な道具ですが、

抽出器具に関しては必要不可欠な道具になりますので、まずはこの抽出器具を揃えておきましょう。

 

抽出器具によって、淹れ方が変わりますし、

抽出されるコーヒーの味も異なります。

分かりやすい例で言うと、

よく見るベーシックな淹れ方の「ドリップコーヒー」は「ドリッパー」という抽出器具を使います。

ドリップコービー

紙フィルターに豆をセットして、お湯を注ぐので、豆に含まれる雑味などはこのフィルターが受け止めてくれて、すっきりとバランス良く飲みやすい味に淹れることができます。

 

一方、モカエキスプレスといった抽出器具では、豆とお水を器具にセットした状態で火にかけ沸騰させます。沸騰すると次第にコーヒーが抽出される仕組みで、エスプレッソに近いような濃く・苦味のある特徴があります。

モカエキスプレス

このように、抽出器具によって淹れ方や味なども変わってくるので、自分の好みに合った器具を検討すると良いですね。

もし、好みの味が分からない場合は、バランスの良いドリップコーヒーからはじめてみると良いと思います。

また、アウトドアで使う視点で考えると抽出器具の「素材」もチェックしましょう!

外で安全に使うことを考えて、割れにくい耐久性のあるステンレスや銅、アルミ、プラスチックなどの素材がオススメですよ。

購入前に素材をチェックすると良いですね。

実際に使っている「抽出器具」は次回の記事を参考にしてみてください!

 

② お湯を沸かして丁寧に注ぐ「ケトル」

次に紹介するのは、お湯を沸かして注ぐための道具「ケトル」です。

珈琲専用のケトルは注ぎ口が非常に細くなっていることが特徴です。

コーヒーケトル

美味しくコーヒーを淹れるコツのひとつに「コーヒーにお湯を注ぐ時間(抽出時間)」が関係します。

注ぐお湯の量を調整しやすく、ゆっくり丁寧に注げるように注ぎ口が細くなっています。

 

もちろん、注ぎやすいケトルを選ぶのも良いですが、

アウトドア(キャンプ)でケトルを使う場合は他にも、

「焚き火に直接置ける素材」や「重量」「収納性」などの機能を考えて選ぶと良いですね。

 

ケトルの中にはコーヒー専用ではなく、「キャンプ用ケトル」といった軽くて火にかけやすい特徴のケトルもあります。

キャンプケトル

アウトドアで使う場合は、コーヒー専用のケトルよりも、キャンプ用のケトルを持っている方が多いかもしれませんね。

ただし、キャンプ用ケトルは注ぎ口が細口ではないので、抽出時間にこだわってゆっくり少しずつ注ぐのにはあまり向いてはいません。

中にはキャンプ用ケトルで上手に注がれるベテランキャンパーさんもいらっしゃいますが、初めての方にはちょっと難しいかもしれませんね。

ということで、ケトルを選ぶ際は

本格的な方法でゆっくり丁寧に注ぎたい場合「珈琲用ケトル」

火にかけやすく、軽くて収納性もあるキャンプ道具として使いたい場合は「キャンプ用ケトル」を選択すると良いですね。

③ 抽出したコーヒーを受ける「コーヒーサーバー」

コーヒーサーバーは、抽出した珈琲を受ける器具です。

コーヒーサーバー

数人分の珈琲を淹れたりする時に持っていると便利な道具ですが、

一人分など少量を淹れるなら、「マグカップ」に直接淹れて代用することもできますよ。

数人分淹れる → コーヒーサーバー

一人分淹れる → マグカップでもOK

コーヒーサーバーを選ぶ時は、「素材」に気をつけて選ぶと良いですね。

家庭用で使うコーヒーサーバーの素材は「ガラス製」が多いので、

もしアウトドアでも使う場合は扱いに注意が必要です。

ガラス製以外のサーバーはあまり多くはないので、

ステンレス性やアルミ製、チタン製などの大きめのカップなどで代用することも考えましょう。

ドリップコーヒー

キャンプメーカーからは、落としても割れにくい素材のドリッパーとサーバーセットも販売されていますよ。

僕自身もアウトドアの場面でサーバーを使うことはほとんどなくて、

淹れる時間はかかりますが、それぞれのマグカップに一杯ずつ珈琲を淹れて作るようにしています。

④ コーヒーをゆっくり味わうマグカップ

マグカップは単純に珈琲を飲むための道具ですが、

先程紹介したように、コーヒーサーバーの代わりに直接コーヒーを淹れる道具としても使います。

マグカップ

マグカップを選ぶ時に考えるポイントは「サイズ」と「素材」

「サイズ」は普段ご自身がコーヒーを飲む量に合わせて購入を検討をしても良いですし、

大きめのサイズを購入して、2人分のコーヒーを抽出するのも方法のひとつです。

 

また、「素材」は熱伝導や保温性、重量、直接火にかけることができるなどの特徴がそれぞれあります。

特にオススメは、チタン製やステンレス性、ホーロー製などがアウトドアコーヒーでは多く使われることがあります。

チタンマグカップ

それぞれ非常に軽くて丈夫で、耐久性があり、直接火にもかけることができます。

火にかけることのできるマグカップは、冷めてしまったコーヒーを再び温めることもできますし、ケトルの代わりにお湯を沸かす道具としても使うこともできます。

「素材」と「サイズ」を考えて準備すると、「コーヒー道具」としてだけでなく、便利な「キャンプ道具」として多様的な使い方ができるのでオススメです。

ホーロー製マグカップ

また、直接火にはかけれないですが、「木のマグカップ」もオススメです。

木は温かみのある素材で持つだけでも気分が良くなる道具なので、珈琲との相性も良く、個人的には好きな道具のひとつです。

木のマグカップ

 

マグカップの代わりに、キャンプでよく使われている「シェラカップ」でコーヒーを飲む方も多いですよ。

シェラカップ

⑤ コーヒーをさらに楽しむための道具「コーヒーミル」

最後に紹介する道具は、コーヒーの豆を挽くための道具「コーヒーミル」です。

キャンプとコーヒー

コーヒー豆はすでに挽かれた状態も販売されていますので、必ずしも必要な道具ではないのがコーヒーミルです。

ただ、コーヒーに興味を持って、コーヒーの味をより美味しく楽しみたい方やゆっくりと特別な時間を過ごしたい方は豆を自分で挽くという選択をとてもオススメします!

 

珈琲を美味しく淹れるコツのひとつは、「淹れる直前に豆を挽く」

挽きたての豆は香りが非常に良く、味にも影響してくるので、

ぜひ一度、挽きたての豆で味わってみてください。

(挽かれて時間が経過した豆と挽きたての豆の味を比較すると分かりやすいですよ!)

 

コーヒーミルには、電動タイプ・手動タイプとありますが、

アウトドアで使う場合は持ち運びしやすい手動タイプがオススメです。

コーヒーミルには、挽く時の豆の大きさを調整できる機能もついていますので、

自分好みの味に合わせた挽き具合に調整もできます。

珈琲にハマるほど重要な器具になりますので、興味がある人は使ってみてくださいね。

 

僕はこちらのポーレックスのミニサイズのコーヒーミルを必ず持ち運んでいます。

サイズも小さく、強力な刃で挽きやすいため、アウトドアで使用するのにも適した製品です。

コーヒーミル

 

その他にも手挽きミルは様々な素材やデザインがありますよ。

コンパクトで持ち運びしやすいものがオススメです。

 

コーヒー豆とお水を忘れずに!

必要な道具とはちょっと違いますが、

コーヒー豆とお水も忘れずに!笑

コーヒー豆は市販のスーパーで買うのも良いですし、

珈琲屋さんなどで焙煎されたコーヒー豆を買う方法もあります。

コーヒーミルを使って自分で挽きたい方は、豆を購入する時「挽かれていない豆」を選ぶのも忘れずに!

コーヒー豆

コーヒーに関しては人それぞれ好みの味は異なりますので、

いろんなコーヒー豆を購入して、自分好みの豆を探してみましょう!

 

アウトドア(キャンプ)コーヒーの淹れ方(抽出方法)

最後に、キャンプシーンでの珈琲の淹れ方を実際のシーンを見ながらサラッと紹介します。

抽出方法のステップは5つ

① お湯を沸かす

② コーヒー豆を準備(ミルを持っている場合は挽く)

③ 抽出器具をセット(今回はドリッパー)

④ お湯を注いで抽出

⑤ マグカップに入れて完成

 

① ケトルでお湯を沸かす

まずはお湯を沸かすための火を準備しましょう。

キャンプの雰囲気がある焚き火で沸かしたり、

ガスバーナーやストーブを使うなど、それぞれの道具でお湯を沸かします。

ちなみに、ケトルがなくてもクッカーやマグカップでも代用可能ですよ。

ケトル

② コーヒー豆を準備(コーヒーミルで挽く)

お湯を沸かしている間にコーヒー豆を準備しましょう

コーヒーミルを持っている場合は、

豆をガリガリとゆっくり時間をかけて挽いていきます。

焚き火を見ながら、豆を挽いているとだんだんコーヒー豆の香りが立ってきて

この時間がなんとも至福です。

キャンプとコーヒー

③ 抽出器具をセット(今回はドリッパー)

今回は「ドリップ珈琲」の淹れ方で進めます。

抽出した珈琲を受けるためのサーバーまたはマグカップを用意して

ドリッパーをセットし、豆を投入します。

ドリップコーヒー

④ お湯を丁寧にゆっくりと注いでコーヒーを抽出

お湯が沸いたら少しだけ置いて、温度が下がるのを待ちます。

沸騰直後よりも、ちょっとだけ時間をおいて注ぐのが美味しい珈琲を淹れるコツですよ。

一投目のお湯を注いだら豆がふっくらと膨らんできます。

30秒ほど蒸らしの時間をおいた後に

ゆっくり丁寧にお湯を注いでいきます。

焦らず、ゆっくりと、この時間を味わうように淹れて楽しみましょう。

ドリップ

⑤ 自分で淹れた珈琲の完成

挽きたて淹れたての珈琲は香りも良くて、

さらに自然の中という環境も重なって、とても美味しく感じると思います。

自分で淹れた珈琲なら尚更ですね。

キャンプとコーヒー

後片付けも、紙フィルターを使っている場合はフィルターをゴミに捨てるだけ

コーヒー器具はサッと水洗いして乾かしておけば、次もすぐに使えますよ。

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回はアウトドアで珈琲を淹れる時に必要なコーヒー器具の紹介をしました。

まずは、「抽出器具」さえ持っていれば、他のキャンプ道具をうまく代用し、

簡単に自分で珈琲を淹れることができます。

珈琲を淹れることが好きになってきたら、

少しずつこだわりの道具を揃えていくのも良いと思いますよ。

コーヒーを淹れることは難しいことではなく、誰でも簡単にできるので、

普段の生活ではあまり味わえない「キャンプ×コーヒー時間」を過ごしてみてください!

次回の記事では、実際に僕自身がキャンプで使っている道具を紹介しながら

「抽出器具」についてもう少し詳しくお話しをしたいと思います。

今回の記事を読んで興味を持った方はまた見に来てください!

 

アウトドア映像の制作もやっていますので、そちらもチェックをお願いします!

それでは本日は以上になります。また次回お会いしましょう!

ゴーパチブログのMakotoでした。

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