CAMPING LIFE|キャンプのある暮らし

スープ系キャンプ料理にオススメ「豚肉のとろとろソーキスープの作り方」

キャンプ料理のレシピ

 

こんにちは、channel GO8 BLOGのMakotoです。

今回はキャンプ料理についてのお話です。

キャンプに行く時、必ず考えるのが「キャンプ料理」ですが、

何を作ろうか迷ったり、

いつもと違う料理が作りたいなど

キャンプ料理のレシピに困ったことはありませんか?

 

本日はそんなキャンプ料理のアイディアをひとつ紹介しようと思います。

王道のキャンプ料理とは少し違った形で

キャンプ料理を楽しめますので、ぜひ最後までお付き合いください!

それではさっそく紹介していきますよー

キャンプ料理のアイディアに「郷土料理」

 

いわゆる王道のキャンプ料理というものがあると思いますが、

キャンプに何度か行くと、すでに一度は作ったものばかりになっている人も多いと思います。

もちろん気に入った料理は何度も作るかと思いますが、

時には違った料理にも挑戦したいものです。

 

そんな時のキャンプ料理のアイディアとしてオススメなのが、

「郷土料理」をキャンプ料理として作ることです。

 

「郷土料理」といえば、キャンプで食べるようなイメージは少ないかもしれませんが、

作ってみると意外にもキャンプにマッチすることがあります。

さらに、郷土料理はその土地で作られた食材で調理することが多いはずですから、

キャンプに行った土地で食材を調達することで、

その土地の食材を楽しむことができますね。

 

キャンプ料理のアイディアを考える時には、

キャンプ地の郷土料理を調べてみると面白い料理が見つかるかもしれません。

 

キャンプ料理に「沖縄の郷土料理 ソーキ汁」

それでは、キャンプ料理に合いそうな「郷土料理」を紹介したいと思います。

今回紹介するキャンプ料理は、僕の地元でもある沖縄の郷土料理

「ソーキ汁」です。

「ソーキ汁」は普段の食事で食べることもありますが、

お祝いごとなどでも食べることが多い郷土料理です。

ただし、キャンプで作るというイメージは全くありません

そんな「ソーキ汁」をキャンプで作ったみたところ、

意外にもキャンプにマッチしていたので今回紹介しようと思います!

動画でも発信していますので、気になる方はチェックしてみてください!

 

ソーキ汁ってどんな料理?

ソーキ汁は豚のあばら肉(スペアリブ)を使ったいわゆる煮込みスープのことです。

使う食材は非常にシンプルで、

沖縄ではソーキ肉と大根(または冬瓜)、昆布を一緒にスープで煮込んだものに青ネギをのせて作ります。

ゆっくりと豚肉を煮込むことで、トロトロにほぐれるほど柔らかくなり、

お肉のダシがしっかりときいて非常に深い味わいの美味しいスープになります。

キャンプ料理

「ソーキ汁」が意外にもキャンプに合う理由

 

そんなキャンプのイメージが全くない「ソーキ汁」が

キャンプに合う理由が3つあります。

① メイン料理になるボリューム感のあるスープ料理

② ゆっくり時間をかけると美味しさが増す料理

③ 寒い屋外で食べるにはもってこいの体が温まる料理

 

【メイン料理となるボリューム感のあるスープ料理】

キャンプ料理では、見た目のボリュームも大事な要素です。

スープといえば、食事のメインになることは少ないかもしれませんが、

ソーキ汁であれば、十分なボリュームがあるため、メイン料理になります。

実際に沖縄では、ソーキ汁定食のようにスープがメイン料理となっている定食があるくらいです。

 

ゆっくり時間をかけると美味しさが増す料理

キャンプで作る料理は、普段お家で作るときよりも、

ゆっくりと時間をかけて作ることができるシーンも多いかと思います。

「ソーキ汁」はゆっくり時間をかけて火にかけることで

お肉がトロトロになり美味しさが増します。

短時間で調理して食べることもできますが、ゆっくり時間をかけるとさらに美味しく食べれる料理です。

料理中常に見ておくこともないので、

その場の自然やキャンプを楽しみながら料理が出来上がるのを待つだけなのもポイント

 

寒い屋外で食べるにはもってこいの体が温まる料理】

スープ料理である「ソーキ汁」は寒い日に作るとより雰囲気に合うかと思います。

「ソーキ汁」の中に入っている大根には体を温める効果もありますので、

寒くなる時期のキャンプでほくほくトロトロのスープを食べて温まる

間違いなくキャンプに合いそうですね。

 

キャンプ料理「ソーキ汁」の作り方

今回は実際にキャンプで作った時の写真をもとに紹介していこうと思います!

 

キャンプ地として使ったのは、沖縄の浜辺

デイキャンプ

観光地ではないため、とても静かで落ち着いた雰囲気の場所です

 

今回は焚き火台を使って「ソーキ汁」を作っていくので、

まずは火を起こしておきます。

焚き火の火起こし

 

「ソーキ汁」に使う食材とキャンプ道具

使う材料は6つ

☆ 「ソーキ汁」材料

・ ソーキ肉 6切

・ 冬瓜(大根でもOK)

・ 結び昆布

・ 青ネギ

・ 塩

・ だしの素(今回はだしパック使用)

☆ キャンプ道具

・ 焚火台

・ ダッチオーブン

 

使う道具は焚火台とダッチオーブンのみでOK

普通の深い鍋でも作れますが、

長時間じっくり煮込めること

何よりキャンプ感が出るので、

今回はダッチオーブンを使います!

 

「ソーキ汁」の料理手順

 

料理の手順はいたってシンプルです。

① ソーキ肉を一度お湯で湯煎する

② お湯にソーキを投入しじっくり炊く

③ 続いて冬瓜、結び昆布を加え、さらに炊く

④ ゆっくりとお肉が柔らかくなるまで煮込む

⑤ 塩で味付けし、青ネギをのせて完成

それでは、さっそく調理していきましょう!

 

① ソーキ汁をお湯で湯煎

まずはお肉の湯煎から

ソーキ肉はカットされて売られていますが、

カットされていなければ、6cmほどにカットしましょう。

ソーキ肉 スペアリブ

お肉の汚れを落とすために沸騰したお湯で一度湯煎しましょう。

お肉の湯煎

 

② お湯でソーキを煮込む

続いて、湯煎したソーキ肉をダッチオーブンに投入し、

ゆっくりと煮込んでいきます。

ダッチオーブン

 

③ 昆布と冬瓜をカットして投入

乾燥昆布を水に浸して戻し、冬瓜は大ぶりに切り投入し煮込みます。

昆布は水に戻すだけで使える乾燥の結び昆布が使いやすいのでオススメですよ。

冬瓜と昆布

 

④ じっくりのんびりと煮込む

時々アクをとりながらゆっくりとお肉が柔らかくなるまで煮込みます。

ソーキ汁を煮込む

待っている間はキャンプを楽しみましょう!

今回はソロキャンプなので、一人のんびりと海を眺めて待ちます

ソロキャンプ

⑤ 塩で味付け

のんびりと待っている間にお肉が柔らかくなったら、

最後は塩で味付け(醤油を加えても美味しいようですが、今回は塩のみ)

ソーキ汁

カットした青ネギをかけて盛り付けていきます

ソーキ汁

 

はい!これでキャンプ料理「ソーキ汁」の完成です!

キャンプ料理 ソーキ汁

 

お肉もほぐれるように柔らかく、冬瓜と昆布もトロトロ

豚肉の出汁と塩のみで味付けされ、

シンプルだけどとても深い味です。

キャンプ料理

 

今回は、昼間の暑い時間に作っていますが、

夜のキャンプで食べると体も温まり、味わい深いキャンプ料理になると思いますよ。

夜ソロキャンプ

 

いろんなキャンプ料理にチャレンジしよう

 

いかがだったでしょうか?

キャンプでソーキ汁(豚肉汁)はあまり馴染みはありませんが、

・ 材料と手順がシンプルなこと

・ ダッチオーブンを使ったのんびり調理でキャンプスタイルに

  マッチすること

十分にキャンプ料理としてもイケるのではないかと思います!

 

本来のソーキ汁の作り方は今回紹介した内容よりも、

もう少し時間をかけてじっくり美味しく作るようです。

(お肉を2.3回湯煎したり、豚の出汁をとる時間を長くしたりなど)

ただ、今回のシンプルな方法でも十分に美味しい味が出せました!

キャンプではよりシンプルな方法が作りやすいと思いますので、

ハードルを上げずにキャンプで「ソーキ汁」にチャレンジしてみてください!

 

キャンプ料理のアイディアとして、

他にも沖縄のソウルフード「ポーク卵おにぎり」にもチャレンジしていますので、

興味がある方は、channel GO8のYoutubeを覗いてみてください。

それでは今日のお話は以上です! また次回お会いしましょう。

channel GO8 Makotoでした。